遠藤雷太のうろうろブログ

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COWS『フォーゲット・ミー・ゴッド』(TGR2019)

2019-11-14 00:09:00 | 演劇を見てきた・TGR2019

2019/11/9

・ある宗教の原理主義者の家に育った娘メイが、自分の犯した大罪を悔いて償おうとする話。

・タイトルの語感がいい。

・枠組みを浮かして空間をまとめる舞台美術も好き。

・あんなにランドセルが似合う大人見たの初めてかも。

・最初の出産シーンから常にちょっとずつふざけている。

・毒親、イジメ、殺人未遂と、重苦しいテーマを展開しつつ、ギャグの手数は抑えない。とにかく手数手数。

・思いついたことはなんでもねじ込んでいくスタイル。

・このへんは好みの分かれるバランスで、特に毒親とイジメは、浸りたい派と中和したい派がいると思う。

・「人と違う頭の形」という設定が劇団コヨーテの作品とかぶっている。なぜそこが。プレゼントのシーンでハラハラしたのは自分だけじゃなかったはず。

・罪を重ねようとするところと、偶然が重なって全然罪を犯せないくだりが好き。

・無理がある言えばあるし尺の問題もあるので、そのくだりを膨らませるの大変だろうけど、もうひとふんばりでもうちょっと見たかった。

・死のカードを切るタイミングを自分で選べるのはかなり幸運なことで、あんまり平等ではないと思う。

・少なくとも西本願寺くんは自分でカードを切れていない。顛末は面白かったけど。

・西本願寺くんの名前がとても覚えやすい。繰り返し呼びかけるだけでなんかおもしろい。

・最後、どうして死ななかったんだろう。盛り上がりどころなのに。

・エピローグを踏まえつつ、罪ではなく罪の意識で死んだほうがより本作で言うところの悲劇っぽい。

・色んな人や言葉、考え方に裏切られて死ぬ感じ。死に方によってはカードのくだりの反証もできそう。

・とにかく着替えも小道具も多い。人数も結構多いから、たぶん舞台袖が修羅場。段取りの地獄。

・手間を惜しまないと言えば当たり前なんだけど「わざわざそれする?」みたいな手間のかけ方で、賑やか。この現場をクリアしたらかなり経験値が増えそう。

・参加メンバーは、色んな事情で一時的に現場を離れていた人が多いとのこと。そのせいか、演技にも演出にも舞台に関わる喜びみたいなものがあふれかえっていた。

(2019/11/9 19:00時の回)

■キャスト

香川芽生:よしいかのん(蟻すたいる's)
香川夏生:佐藤真一
香川愛生:小林あかね
ミサ/助産婦:びす子
西本願寺くん:堀内浩水
牧師/産科医:浦竜也(浦とうふ店)
悦郎母 他:長谷川碧
悦郎 他:渡邉ヨシヒロ
キャスター 他:三宅亜矢

夫 他:板橋和生(さっぽろ市民ミュージカル/Castings Office EGG)
婦警 他:大沼史夏
教師 他:川島靖史
田中 他:夏目コムギ(浦とうふ店)
主婦 他:諸岡舞華(札幌医科大学演劇部)

■スタッフ

作・演出:渡邉ヨシヒロ
演出助手:浦竜也(浦とうふ店)
舞台美術:忠海勇(劇団亜魂)
衣装・小道具:小林あかね/三宅亜矢/びす子
音響操作:渡邉ヨシヒロ
照明:山本友佳
宣伝美術:金田一樹生
撮影:こぜに
制作:菅原美保(浦とうふ店)/長谷川碧/水戸もえみ(yhs)

※当日パンフ参照(なにぶん手入力なもので誤りがあればご指摘ください)


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