2019/10/12
・大和田舞さんと森舞子さんによる二人芝居3本と、汚い女優の会メンバーが全員登場する幕間の映像作品。
・会場は札幌LOG。秘密基地感あふれる、演劇をやるにはこじんまりとしたバー(でいいのかな)。
・紆余曲折あって一度は観劇を諦めつつも、ご好意やらなんやらでどうにかこうにか会場にたどりつく。
・会場の入口まで到着すると、すでに最初の作品が始まっていて音でまあまあ佳境なのがわかる。
・切りのいいところで入ろうとしたものの、結局さらに後から人が来てうまくいかず、ものすごく中途半端なところに入る。
・まず注文を聞かれてとっさにレッドアイと答える。体によさそうな気がして。
・幕間の映像作品。汚い女優の会の他のメンバーも交えて、心底しょうもない、何一つ心に負荷がかからない映像に癒される。
・単に大地讃頌を唄ってる風の映像だけで面白いって、どうやったら気付くんだろう。ボツ映像もそれなりにあるのかな。
・各映像の終わり際の変な余韻が好き。
・ちゃんと見ることができたのは2本目の『mirror』から。
・二重人格を扱った、笑いの全くないシリアスな話。
・構成を考えれば当然なんだけど、二人ともコミカルなイメージのある役者さんなのでちょっと戸惑う。
・それでも少し時間が経てばちゃんと馴染んでくる。
・笑い方とか、動きのシンクロさせかたとか、うまい具合に不快さを煽ってくる。
・よくある話と言えばそうなんだけど、そういう細かい見せ場みたいなのがたくさんあって楽しい。
・3本目は『しゅうまつ』。
・ある居酒屋に集まる人々の悲喜こもごも。
・人間ドラマと見せかけて別展開。
・先走って流れるBGMに笑ってしまう。
・暗転が多用されているけどあまり気にならない。会場の狭さなのか、暗転のリズムなのか長さなのか。
・汚い女優の会というインパクトのあるユニット名だけど、舞台上の二人の佇まいは汚いどころかかっこいい。
・幕間の映像で伸び伸びと面白い顔しているのを見るとわからなくはないけど、汚いとは別の何かだと思う。
・それをなんて表現したらいいのかはよくわからないけど。