2025/4/2
ケチな資産家のアルパゴンが、息子の思い人と結婚しようとしたり、貯め込んだ金を隠されたりする話。
彼がお金だけに執着しているならわかりやすいけど、自分が気に入った女と結婚しようともしている。
欲望の方向性がちょっとブレている。金持ちならどんな女と結婚しても構わなさそうなのに。
人間の多面性の表現なのだろうか。
言い換えると、アルパゴンの欲望を何一つあきらめない姿勢は強い。
娘と父のオウム返し的な掛け合いや、ある「宝物」をめぐるアルパゴンと執事のすれ違い、コメディっぽい掛け合いはあるものの、今のコメディとして見せるのは大変そう。
実際、前に視聴した上演作品でも、そのあたりのコミカルなシーンも笑えるシーンとしては見せてはいなかったと思う。
戯曲では、最後あっさり終わる。
自分が上演する予定はないけど、どうやったら戯曲の良さを引き出せるのかちょっと考え込んでしまう。










