漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

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カラスビシャクの塊茎が半夏(ハンゲ)・へそくりの語源だとか

2018-04-27 | 薬草・生薬
半夏(ハンゲ)という生薬名を聞いたことがある人も多いと思います。
半夏厚朴湯、半夏瀉心湯、半夏白朮天麻湯など漢方名にもなっています。

カラスビシャクの塊茎が半夏です

今朝の田んぼのふちに生えていたカラスビシャク
蛇が頭を上げて舌をぴゅーっと伸ばしたような形
スギナなどが伸びてわかりづらいですが、探してみてください。

体を温め気の流れを調える働きがあり、胃部不快感、喉のつかえ、咳などによく用いられます

塊茎から茎が取れたあとが、へそのように窪んでいることから、別名「へそくり」とも言われています。
昔の農家の人たちはちょっとした小遣い稼ぎとして、畑仕事を休む合間にこれを掘り貯めては薬屋に売っていたそうで、そこから内緒で小遣いを貯めることを“へそくり”というようになったのだそうです。(タケダ生薬・漢方辞典より)

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