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瀬戸内の逃走

ここのところ気になるのが
瀬戸内の受刑者の逃走。
松山刑務所の作業場から逃げ出して広島・尾道の向島に
潜伏して早10日経つらしい。

向島というのは、品川区くらいの大きさで
瀬戸内の主要航路をに位置し、中世では
村上水軍の拠点であったらしい。

そんな島に逃げ込んだたった一人の脱獄囚。
島内の人家に盗みに入って窃盗を繰り返している形跡が
ある事からまだどこかに潜伏していると思われている。
広島と愛媛の両県警が述べ5千人もの捜査員を投入して
捜索に当たっているが未だ身柄確保には至っていない。

思い出したのが、
池澤夏樹著『アトミック・ボックス』

警察から指名手配を受けて大捜索網が敷かれる中、
人脈と地理的知識を活かして
瀬戸内の島から島へ逃走劇を繰り返す話。
毎日新聞で連載だったが、今回のニュースでは
その小説が現実化したように思えた。

物語は広島での被曝や幻の核開発に関わった一人の技術者の
意志を継いだ娘のスピィーデーな逃走劇で、
核開発と政治が複雑に絡みながらも
一気に読ませてくれる。

主人公は10日で東京まで行き着いたが、現実の窃盗犯はいかに。

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コメント
 
 
 
Unknown (左官屋女房)
2018-05-01 06:58:13
私もすぐにアトミックボックスの美汐を思い出しました。泳いでもう、本州に渡ってるんじゃないの?と。
 
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