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レタッチとか写真の加工とか

日々仕事をしていると、後付けとしてCG作業が付いてまわる。
いわゆるレタッチ作業。いらないものを消したり、綺麗に見せたり。
邪魔な電柱を消したり、写り込んだカラーコーンを消したり、
シミやシワを消して美肌に見せたり、明暗差を調整したり、
様々な事をする。

これらは通常の仕事の場合、リクエストは実はそれほど多くない。
例えばタレントさんやモデルさんを撮影しても、
エディトリアルやウェブの場合は、先方からの指示はほぼない。
レタッチャーが入るような仕事はまた別だが、
雑誌等だと、むしろこちらから忖度して自主的に綺麗にする場合が
ほとんどで、作業工程の途中の段階で一度見せたりすると
「それでオッケーです」と言われり事がほとんどである。
もっともモデルやタレントはその辺りをクリアしてきている人だから
当たり前といえば当たり前だが。
悩むのはほくろ。
どこまで消すか残すか、他の写真をネットで検索したりして確認する事もある。
昔々の話だがある女性編集が言ってたのだが、
「自分はあるアイドルのフアンだった。彼の頬にある
小さなホクロがとても好きだったのに、平凡だといつも消されてた。
だからMyojyouを買っていた」という話を聞いて、
ファンの思い入れって大きいなぁと。

レタッチだがむしろ一般人の方が、すごい事を普通にのたまう事が多い。
「小顔にして」とか「目を大きくして」とか、
この前は企業の広報から、
「インタビューカットの背景を全て変えて欲しい」とさらりと言われてしまった。
スマホのアプリでレタッチが当たり前のようになったせいか、
どうも簡単に何でも出来ると思われている節がある。
撮影前に背景について重々説明したつもりだったのだが。
こういった場合は作業としての撮影とレタッチの違いを、
作業内容や納期、feeの発生を丁寧に説明するようにしている。


人物の場合は、場合によってはシミやシワは消すが、
顔の輪郭を変えたり目を大きくしたりなどはしないようにしている。
先日もある雑誌でのスマホのアプリの使い方の
取材の撮影をしたのだが、最近のアプリは簡易のPhotoshopが
入っているようなものでとてもよく出来ている。
私的な使い方(自分の顔をどのように変えようと自由)が増長することによって、
世間一般の写真の加工に対する概念までもが変わってきているようだ。
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