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瀬戸内の逃走

ここのところ気になるのが
瀬戸内の受刑者の逃走。
松山刑務所の作業場から逃げ出して広島・尾道の向島に
潜伏して早10日経つらしい。

向島というのは、品川区くらいの大きさで
瀬戸内の主要航路をに位置し、中世では
村上水軍の拠点であったらしい。

そんな島に逃げ込んだたった一人の脱獄囚。
島内の人家に盗みに入って窃盗を繰り返している形跡が
ある事からまだどこかに潜伏していると思われている。
広島と愛媛の両県警が述べ5千人もの捜査員を投入して
捜索に当たっているが未だ身柄確保には至っていない。

思い出したのが、
池澤夏樹著『アトミック・ボックス』

警察から指名手配を受けて大捜索網が敷かれる中、
人脈と地理的知識を活かして
瀬戸内の島から島へ逃走劇を繰り返す話。
毎日新聞で連載だったが、今回のニュースでは
その小説が現実化したように思えた。

物語は広島での被曝や幻の核開発に関わった一人の技術者の
意志を継いだ娘のスピィーデーな逃走劇で、
核開発と政治が複雑に絡みながらも
一気に読ませてくれる。

主人公は10日で東京まで行き着いたが、現実の窃盗犯はいかに。

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ウインドウズ壊れる

夏になるとなぜかPCのトラブルが増える。
だいたいMacが多かったが、
先週末は珍しくウインドウズが壊れた。

作業の終わったホルダーを再び開こうとしたら、
一瞬開くがすぐに落ちる。
「一晩寝れば直るだろう」と思い翌日再度試したが、
やはり開かない。(正確には一瞬開くがすぐに落ちる)
ホルダーごと他のHDにコピーしようとしてもすぐ落ちる。
検索するとウインドウズ10だと同様の症状が結構あるようで、
改善策を調べて色々と試したが全てダメ。
システム復元を試したが復元にも失敗。

結局初期化するはめに。
おかげでせっかく終わった作業の幾つかをやり直すはめに。
この忙しい時に、余計な仕事が増えてしまった・・・。

初期化してソフトを入れ直していたが、
ウインドウズは画像処理作業に特化した仕様なので
余計なアプリは入れていない。
それでもメールやFTPソフトの設定のやり直し、
すでに作成済みのフォトショやライトルームの中身、
アップデート版のインストールのシリアルナンバーの再入力など
細々した事が多く、作業がなかなか進まない。
まぁこれを機に中身がすっきりクリアになってくれて
いいのだが・・・。

週末は松本へ。
夕方、松本城を眺めながらベンチに座りしばらくぼーっとしていた。
外国人の家族やカップル、日本人の旅行者などが松本城の散策を
思い思いに楽しんでいるようだった。
最近は時間に追われる事が多かったので、ゆっくりと国宝の史跡を眺められる
贅沢な時間を持ててよかった。

帰りに諏訪ICで降りて八ヶ岳にある御射鹿池に行ってみた。
東山魁夷の絵画で有名な池で
吉永小百合のTVCMで使われた。
酸性が強く魚が住めない農業用ため池との事。
あいにくの雨だったが、湖面は神秘的な色をしていた。

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トーマス・ルフ展を鑑賞

先日、竹芝の東京国立近代美術館で開催中のトーマス・ルフ展を観に行ってきた。
ベッヒャー派という事で、独創的な視点ながらも
作品にはある種の秩序や規則性が感じられ、安心させられる。
画像で写真を見る機会が圧倒的に多い日常にさらされる中、
この規則性や秩序というものになぜか安心感が得られる気がする。
例えば神社や仏閣などの名所に行くと得られる安寧感みたいなものか。
この情報過多の世の中で、ミニマリズム追求を見ると心が洗われるような、
そんな印象を持った。
画像は、 SNS上で情報を出せば撮影はオッケーとの事だったので
写メで撮りました。
明日11月13日まで。






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アニー・リーボヴィッツ展を鑑賞



東雲で行われているアニー・リーボヴィッツ展を鑑賞。
場所は巨大な倉庫の2階。まるでニューヨークのロフトのような雰囲気。
写真も、額などにはいれずにピンでとめ麻紐で平行出しのまま展示されていたりと、
そこがまるで本人のスタジオ兼アトリエのような
雰囲気でラフに展示されている。

写真は、アヴェドンやハーブ・リッツ後の
アメリカン・フォトの王道を突き進んでいる感じが。

今回の写真展はともかく、
写真のデジタル化に伴いメカというファクターが無くなった分、
物体好きの男よりも人間性好きの女の方が
本来写真に向いているのかも、常々感じる。
血液型占いみたいだけど。






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ルワンダ・義足・クラウドファンティング

1994年に大虐殺があったルワンダ。それ以前から続いていた紛争で
現在も80万人が地雷などにより手足を失って障害を負ったままだそうです。
以前取材でお会いしたルダシングワ真美さんは、そういった障害を持つ
ルワンダ人の旦那さんと共に障害者支援のNGOを運営を続けています。

そして現在、クラウドファンティングにより
ルワンダへより多くの義足を届けようと資金調達をしています。

ルワンダ大虐殺で足を失った100人に義足と杖を届けたい!

期間は来年2016年1月24日(日)午後11時までです。

なお現在のルワンダは治安は回復。農業、観光業、不動産など経済が急成長、アフリカの奇跡と呼ばれている
程だそうです。失礼ながらゴリラの観光位しか思い浮かばなかったが、
国土の98%に光ファイバーが張り巡らされIT立国を目指し、経済成長率は年8%だそうです。


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長野・富山紀行3

続いて大岩山日石寺へ。巨岩に彫り込まれた不動明王を本尊とする日石寺と、
その参道に多くのそうめん屋があることで有名。
当日は猛暑にもかかわらず多くの参拝者(というかほとんどおそらくそうめん目当て)
で途中の道も路肩に駐車だらけ。おかげで我々は長い階段の参拝道を登らずに
本道近くの駐車場まで一気に登って停めた。
意外だったのは前田家の家紋が本堂に掛かっていた事。前田家の祈願場とのこと。
このあたり、富山藩と加賀藩の関係性を大雑把ながら聞かされていないと、
よそ者にはなかなか理解できないかも。
暗闇に彫り込まれた不動明王は迫力十分だし、境内にある滝打ちも
おもしろいし、そうめんはおいしいし、立山連邦山麓の隠れた名所です。
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グルスキー展を鑑賞

新国立美術館で開催中のアンドレアス・グルスキー展
鑑賞して来た。
グルスキーの作品は写実的で、撮影された高精細な画像を集めて
CGで構成、実際にあり得るような写実的風景として再構築された
作品だ。その克明さは、産業構造物や植物などそのものを写真で記録するという
ドイツに伝統として受け継がれている手法を発展させたもので、
CGを使って再構築された作品は、リアルでありながらも、周りの環境から
そのものだけに注目するようにしている為にどこか絵画的な構成が感じられて、
画像構成の不自然すらリアルに感じられ、写真を絵に近づけたスーパー
リアリズムにむしろ近いのでは、と感じた。
会場内はまだすいていたので観やすく、群衆や壮大な自然の風景を抽象化した
写真は、大きな展示作品として存在感を出していた。
作品の流れの中で転機となったとされる東京証券取引所の写真は、
その発展時の最初ということで後の完成度の高さからみると
技術的にはまだ開花前という印象を受けたが、ただその発想の
分岐点だったという事は理解出来た。証券取引所という社会的な
公の場が群衆によって成り立っている場面を観て、その中に
ソーシャル・ランドスケープを見て取った発送は、後の作品の礎と
なる予感を感じさせられた。
数年前、竹橋の国立近代美術館で行われたドイツ現代写真展の時に
展示された作品の数々でドイツの現代写真家のクオリティの高さを
感じた、”壁”が取り払われ東西がひとつになった'89年以降のドイツの
写真の流れはベッヒャー派とやらの大きな流れの中で確実に発展して
グルスキーのライン川の写真はもはや写真ではなく現代アートの市場で
大きく評価される程になっている。
蛇足だけど、タイの汚ない河に反射する一筋の光を写した写真は、
遠目から観ると墨絵のようで美しかったが、近くで観るとなぜか
日本の情報誌が浮いているのが見えて、グルスキーはそれは日本の関西の
風俗情報誌だって知っていたのだろうかと(笑)疑問に感じた。
社会に対するシニカルさを細部に内包しているソーシャル・ランドスケープ
ということでジョエル・スタンフェルドの写真を少し想起させられたが、
いかに。
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舞台鑑賞

久々にブログ更新を。

昨晩は東京文化会館で行われたKバレエのジゼルを鑑賞。
席が4階だったのだが正面だったので思いのほか
良く見えた。照明がきれいで、2部の墓地の場面など
幻想的なライティングが素晴らしかった。
生き生きとした村娘が恋煩いで狂って死んでしまい、
2部は死んでなお王子を思いながら踊る、その
変化がジゼルの魅力だと思うのだが、
前々からジゼルの王子、アルブレヒトのキャラクターが
どうしても理解出来ないでいた。
告げ口した男よりむしろ王子の優柔不断さが招いたこの
悲劇を、悲劇の主人公として演じる男性はどう理解するのか。
ダンサーは一体どのように解釈し表現するのか、
その辺りがとても難しいのでは、と思ってしまう。
しかしながら違和感無く見せられてしまったのは、
やはり表現力か。決めの瞬間から瞬間へ移行する合間の
腕の動き、体の運び、表情など、ダンスの表現において
重要さをあらためて感じた。

男性トイレが地下1階に1つだけ。
階段を歩いて登って4階の座席確認してからトイレに行こうと
思ったら、また地下一階まで降りて・・・。
観客のほとんどが女性だから仕方ないのでしょうけど、
せめて分かるように1階に告知しておいて欲しいなぁ、と。

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FAR NORTH

他の地からそこを訪ねた者にはやはり終末を感じさせるのか、と
思わずにいられなかったのが『極北』
シベリアを舞台にした近未来小説だが、これはある意味過去の話にもなるの
では、と思った。
ロシア人がシベリア進出するまでは未開の土地とされてきたが、
そこにいる原住民、ツングース、ヤクート、ブリヤートなどは
長い間に互いに他の民族、部族を追いやったりを繰り返してきたはず。
南からはるばるサハに移動したヤクート人はチュルク語系。本来は中央アジア
にいた民族だが、おそらく追われて安住の地サハへ移住した。
そのあおりで少数民族のツングース系はさらに北方の僻地へ。
それらの興亡は小説にあるような生々しさを伴うものであっただろう。
そしてロシアの進出後も荒涼たる辺境の地であることに変わりはなかったし。
放射能汚染の話は、訳者の春樹先生はあとがきでチェルノブイリと福島原発の
事故のを思い起こさせるとしているが、自分はサハへ旅した時に
現地で通訳をしてくれたヤクート大学の女性が、「(サハの)田舎の
方の出身の友人が現地で体の異常を訴える人が増えている、と言っていた」と
いう言葉を思い出した。広大なシベリアはソ連~ロシアにとって核実験銀座と
呼べるくらいの土地である。近年核実験に関する情報は出しているらしいが
それでも政府に対する監視の役目でもあるジャーナリズムが発展途上という
お国柄を鑑みると、この小説のような話はリアリティを帯びてくる。
場所がシベリアだが出て来る宗教はプロテスタントで正教がでてこないし
移民とはいえ英語を話しているのがちょっと違和感あったが
楽しく読めました。






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『ながらバレエ・ストレッチ』発売中!

以前撮影した書籍が発売されました。
『ながらバレエ・ストレッチ』(誠文堂新光社)
発売後アマゾンではさっそく売り切れだったとのこと。
(現在は買えます)
著者は都内バレエスタジオの人気講師であり、Kバレエカンパニーの元バレエミストレスという経歴を持つ、四家恵さん。
モデルはNBAバレエ団の佐々木美緒さんで表紙と巻頭グラビアの撮影をさせていただいた。


昨夜は、この”ながら~”スタッフで発売記念の打ち上げでおいしいフランス料理を堪能。
四家先生は小林紀子バレエ・シアターから英国に渡り、帰国後はKバレエにて活動されて、と
それこそ表舞台から裏舞台まで様々なことを経験されているので、体の使い方からバレエ教授法、
海外のバレエと日本の違い、舞台についての考え方、などなどお話はためになる事ばかり。

書籍の中面は、やのひろこさんのかわいらしいイラストが満載。
このイラストの、ちょっとした体の角度なども四家先生のこだわりを反映して描かれているとか。

本屋でこの本を見かけたら、そっと手に取り、
戻す時にさりげなく目立つように置いていただけると幸いです(笑)
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