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マタニティヨガの秘訣

2010-10-14 15:41:09 | Weblog


現代の日本では「ヨガ」と発音されるのが一般的ですが、ヨガはサンスクリット語ですので、サンスクリット語の正式な発音からすると「ヨーガ」が正しい発音になります。狭義では、6派哲学の中のヨーガ学派がそもそもの始まりで、解脱、すなわち個体魂の神への統合を実現するための実践体系を指す、と言われています。自己と感覚器官を結びつけることによって、あるいは結びつくことによって、精神を制御する精神集中法、また絶対者に自らを結びつけることによって、瞑想的合一をはかる目的で行われる修行の方法、それが瑜伽なのです。ちなみに仏教においては元々のサンスクリット語を漢字で音写し、瑜伽(ゆが)と呼んだり、意訳を試みて「相応」と呼ぶこともありますが、近年増え続ける傾向にあるヨガの教室などでは、こうした名称が教室の名前やお店の名前に使われることもあります。サンスクリット語で「O(オー)」の字は、常に長母音である、というルールがあります。



どんなスタイルのヨガでも、共通しているのは精神と身体の両方がキーワードとして登場することを頭に入れておいて下さい。それは感覚器官と自己です。いずれにせよヨガは日本を含め、世界各国の現代人の生活に入り込んでいることは確かです。特に最近話題のマタニティヨガに詳しく触れる前に、ヨガとはどのようなものかを見ていきたいと思います。アーサナ(姿勢)、瞑想によって精神統一を重要視するスタイル、プラーナーヤーマ(呼吸法)だけを重要視するスタイルなど、ヨガと言ってもそのスタイルによって全くと言って差し支えないほど、その目的や方法は異なります。



心身の健康法として扱われるヨガも瑜伽に由来していますが、瑜伽の原義を漢字一文字で表すなら「結」で、結びついたり結びつけるという意味があります。何と何を結びつけるのでしょう。洞窟潜水などにヨガを取り入れているダイバーもいるくらいで、ここ数年でヨガを取り入れるスポーツクラブ、ジムも急激に増加傾向にあります。もちろん、ブームになっているようなヨガのスタイルは、本格的な古代のヨガとは大きく異なり、ヨガと名前がついただけの単なるストレッチであるケースも多々ありますが、ヨガが今日の日本でも盛んに行われるようになったことは事実です。



若い女性の間ではダイエットや美容に効くとして、また妊婦の方にもマタニティヨガがブームになっています。ヨガが今女性の間で人気が高まっています。まず、ヨガという言葉ですが、「馬にくびきをかける」と言う意味の動詞=「yuj」から派生した名詞で、語源的な角度からは、馬を御するように心身を制御する、ということを示唆している、と分析できます。ヨガは元々古代のインドで発祥した修行法ですが、遥か時代を遡っても、ヨガの方法は1つではありませんでした。