はしご湯別館

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初秋の三岩岳~窓明山~巽択山(三岩避難小屋泊)・その2

2014年09月24日 | 【山】奥会津・南会津
二日目の朝。



5:00少し前、小屋の木窓を開けると夜明けです。



空にはまだ白い三日月が残っていました。



朝日が眩しい。今日もいい天気になりそうですよ!

昨晩は初めての避難小屋泊まりで、ちゃんと寝られるか心配でしたが、
快適な環境でグッスリでした。

ただ、昨日刺されたブヨのアレルギーで頭痛と激しい痒みに見舞われましたが。
ちなみに耳の方はステロイドを塗ったにもかかわらず、柔道家のように腫れてしまいました。


朝食を済ませ、荷物をパッキング、避難小屋を掃除、木窓を閉め、
6:00さぁ出発!一晩、お世話になりました!


三岩避難小屋から窓明山への登山道は、塗れた石ごろ道を鞍部まで一気に下ります。




登山道には、たくさんの動物の足跡が残されています。
人間のために整備された登山道は、動物達にとっても歩きやすいみたい。



6:21視界が広がりました。
窓明山へ続くゆったりとした尾根道が見えます。
ここからが、この周回コースのハイライトでしょう!



雲海。目の前に丸く見える山は大嵐でしょうか?



柔らかな朝の光が心地よく、何度も深呼吸。



6:40ひとつめの湿原。



草原が黄金色に輝いていました。



そして再び尾根道へ。



秋です。



秋なんです。



登山道沿いには、小さい白い花が群生していました。



二つ目の湿原には木道がありません。



湿原の向こうに、歩いてきた三岩岳が見えます。



7:21窓明山山頂!
山頂部はこぢんましていますが、ここも大変眺めがよいです。
三角点は三等でした。



ここから先は、巽択山方面へ向かって一気に尾根を下る爽快な道です。



陽に照らされて銀色に輝く笹原が美しいです。
登山道の笹は狩り払いされ、歩きやすくなっていました。



見上げれば、ひとつの雲もない青空。


晴天の青空の下、シラピソの林を越え、
気が付けば再び樹林の世界へ戻って来ました。

この後、家向山方面への上り返しがあるのですが・・・
コレが楽な尾根を歩いてきた身には、地味にツラカッタ・・。


8:26地図上では家向山山頂方面への分岐と思われる箇所に到着。
ただしロープが張られ草木が茂り、余程の用事がない限り行かない方がよい感じでした。
もちろん我家も家向山には余程の用事はないので、そのまま素通り。



立派なブナです。



ブナの木に触れてみる。


足元にはたくさんのキノコ。そして日向ぼっこをするカエルくん。



周囲は、いつの間にか松林になっていました。


9:18巽択山山頂です。気が付かず通り過ぎてしまいそうな地味な山頂です。
三角点は三等でした。

ここからは国道の登山道入り口に向けて、ひたすら下るのみ!
「ゴールは近い、楽勝!」などと思っていたら、最後の最後に強敵ラスボス登場。

松葉の積もった急な登山道がオソロシク滑るのです。
ちょっとでも気を緩めて足をとられたら、坂を一気に転がり落ちそうな、
そんな滑り台のような急坂が延々と続きます。
ここ最近歩いた登山道の中では一番緊張したなぁー。


やがて、登山道も終わりに近づく頃、山肌の崩落により道が消滅していました。


が、すぐ目の前に国道が見えるので、かまわず進みます。



9:55国道到着。


そして二日間の山行は終わりました。ホッとしたような、寂しいような・・・。


窓明山への登山道入り口には一切の標識も無く、
知る人ぞ知る・・といった状態となっていました。



10:08駐車場着!
二日間、重い荷物を背負って、よく歩きました!


下山してみると、駐車場には三台の車が停められていました。
この人達が、今まさに三岩岳に向かい、歩いているのだと思います。

ちなみに、前日の黒檜沢コース~三岩岳間では5組の方に会いました。
いずれの方も、山慣れし落ち着いた玄人肌の人達と感じました。

そして本日歩いたコース上では、最後まで結局誰一人会うことはありませんでした。
静かな、夢のような山行を、南会津の山々からプレゼントされました。


歩く人の比較的少ない山ですが、こうして無事に山行を楽しめたのも
南会津の皆さんの苦労と手間のあってこそと思いました。


登山道、そして避難小屋を整備してくださった皆さん、
ありがとうございました。



この後、駒の湯に立ち寄りましたが、温泉が最高に気持ちよかった!


※三ツ岩岳の山バッヂは窓明の湯で売られています。
店頭にはなく、カウンターに言うと出てきます。ただし、品切れのこともあり。