
日曜日の足慣らし第3段は、群馬県の子持山でした!
子持山は前回・前々回の赤城山と同じくらい家からアクセスしやすく、
コースのボリューム的にも、のんびり時間をかけて山歩きがしたい我家にピッタリでしょ~。
ちょうど新緑溢れる時期で、小鳥の美しいさえずりが響く森を、
スローペースでたっぷり満喫させていただきました。

5:16・七号橋駐車場に車を停め、登山口スタート!
登山口の先にも車道が延びていますが、
この先の八号橋はターン専用で駐車できません。

5:21屏風岩下。ギザギザと大きく迫り出し圧倒されます。
そんな岩からのご挨拶かなんか知らんけれど、
屏風岩の下で写真を撮っていたら
横の斜面を直径20センチ程の石が高速回転しながら落ちてきて、
体のすぐ横をかすめおった!
本気でびびったわ!!!!!
気を取り直して、じめりとした薄暗い植林地帯を進みます。

盆栽みたいな岩がありました。

まだ薄ボンヤリとしか陽の射さない暗い林に、
卯の花の白が浮かび上がり幻想的。
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6:10植林地帯を抜け、明るい雑木の森に出ました。
赤いツツジがあちこちに咲いています。
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尾根に出ました。
尾根に出ると全ての色彩がパッと明るくなり良いですね~。
6:20獅子岩への直登コースと巻道の分岐。
どんな道なのか興味があって、直登コースを選択。

なかなかの岩っぷりで、ガシガシ登って行きます。
岩といっても、うまい具合に手がかり足がかりがあるので、
へタレな我家でもサクサク登れました。

6:36獅子岩(下)に到着。

獅子岩の上へは鉄梯子を上り・・
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さらに短いチェーンを登ると到着。てっぺんには石碑が一本。

獅子岩からの眺めは、なんといってもコレでしょう!
深い緑の森と、まるで人工物かのような岩脈。
ジャングルに埋もれる遺跡のようで、なんとも神秘的な景色です。
※獅子が見下ろしている風のアングルで撮ってみましたよー。
7:03じゅうぶん獅子岩を満喫したので、先へ足を進めます。
森の中から聞こえてくる「ポポポポポ、プッポポ、プッポポ・・」
今年初のツツ鳥が来ましたーー!もう初夏なんだね。
そしてキツツキのドラミング。賑やかな山だなぁ。楽しいなー。

途中、小さ過ぎるスミレがありました。
なんでこんなに小さくなったのか、スミレに聞いてみたい。
7:36柳木ヶ峯の分岐通過。
少し行くとタヌキのトイレがありました。新旧の糞が蓄積されつつあります。
こんな山の中に住むガッツのあるタヌキもいるんだね~。
ちなみにテンの糞は途中途中に点々と(テンなだけに)。

7:42獅子岩と歩いてきた尾根が、すっかりと見渡せる場所に到着。
さっきまであの獅子の頭の上にいて、そして、ズーッとあそこを歩いて来たんだね。

街を見守る、獅子のアップ。

山頂直下の岩場です。子持山は本当に岩が多いなぁ。
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7:56子持山山頂到着!

谷川岳、燧ケ岳、赤城山・・名だたる名峰がズラリと並んでいます。
が、残念ながら霞んで眺めはいまいちかな。
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遠くの山々と、足元の小さい花々を眺めながら朝食タイム。
他にお客さんが居なかったので、存分に山頂を使わせていただきました。
ハエの仲間が多くて鬱陶しいのを除けば最高の場所です。
山頂には丸々とした愛嬌のあるクマ蜂も飛んでいました。
※クマ蜂はおとなしい森の仲間なので、近づいても騒がず叩かず、
優しく見守ってあげてくださいまし。
8:59胃袋がこなれたところで下山開始。
9:21柳木ヶ峯の分岐通過。ここから大タルミ方面へ進みます。
・・・この先の道が大変だった。

カラッカラに乾いたザラザラの急斜面が、とにかく滑る!
個人的には、今回のルートで
ココが一番の難関だった!
スッ転ばないように、どちら様もご用心。
9:53緩やかな尾根道になったところで、大タルミの分岐。
ここから八号橋方面へ折れました。

その後は、たくさんの新緑に囲まれながら、のんびりと。

よく響くオオルリの美しいさえずりを聞きながら、木漏れ日溢れる沢沿いの道を歩き・・・

10:45七号橋登山口へ戻って来ました。
なんと、5時間半も山の中に居たのか~。
フィトンチットをたくさん取り込んで、心の充電完了!
出発時はまだ薄暗かった登山口も、すっかり陽が昇り、夏のような日差しになっていました。
驚いたのが、出発時は2台しか停まっていなかった七号橋駐車場が
下山時はギッシリ満車、更に団体さんらしきバスまで来ていた事。
その下の六号橋、五号橋駐車場も車がビッシリ。今頃山中は賑やかなのかな。
ちなみに今回の山歩きで出会った方は、単独さん×2、ご夫婦1でした。
その後は温泉を楽しんで午後には帰宅して昼寝。
うーーん、夏休みの小学生みたいな一日でありました。
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