
本名御神楽と御神楽岳を歩いた次の日は、
南会津の秋の風物詩「大博多山・秋の山開き」に行ってきました。
山開きといえば多くが初夏に行われますが、ココ大博多山は秋なんです。
以前より大博多山は自分の中で「歩いてみたい山ベスト3」に入っていて、
南会津に行くたびにチャンスを伺っていたのですが、
「よーし今回こそは!」と思うとナゼか雨が降り・・。
そして遂に!念願叶って大晴天での大博多山となりました!
しかも山開きに歩けるなんて一年に一度のチャンスですよ!
10月19(日)
「道の駅奥会津かねやま」で車中泊の朝、
共同浴場でひとッ風呂浴び、朝食と身支度済ませ大博多山へ向かって移動。
陽の照らす畑に霜がキラキラと輝く晩秋の朝です。
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7:00受付開始。登山届けと引き換えに記念バッチが貰えます。
受付順に林道の途中までシャトルバスで移動。
横向沢の分岐でシャトルバスを降り、登山口まで2kmほど歩きます。

8:00登山口。いきなりの急登。
この急登が尾根に出るまで延々と続きます。早くも汗ダラダラ。

いきいきとした樹木が素晴らしい!そして噴出す汗。

標高を上げると、周囲が徐々に紅葉してきました。

尾根に出ると、ますます紅葉が!

おおっっ。

おおおおっっ!

この紅葉を味わってもらう為の秋の山開きなのかな。
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写真は前に並んだ人を次の人が撮ってあげるという流れが
自然にできあがっていました。

さすが一等三角点の大博多山、見渡す限りの大展望です。
特徴的な二岐山、そして日光連山、
目の前にハッキリと田代山の全容が見えたのは感動したなぁー。
ゆっくりと大展望を楽しみたいところですが、狭い山頂で長居はできません。
後から次々とやってくるハイカーさん達のためにも場所をあけなくてはなりません。
山頂での寛ぎタイムは、またの機会に。
でもせっかくなので尾根の途中で隙あらば休憩しようと目論むも、
「ここぞ」というスペースは既に千客万来満員御礼。
やっと見つけた登山道の脇で、ようやく腰をおろして御菓子休憩。
ところがもう10月も中旬というのに、座った途端羽虫がブンブン群がって来るんですよ。
まさかもう「まとわりつく虫」はいないだろうと思い込み、
虫除けスプレーをつけてこなかったので虫にたかられ放題です。
そこへ救世主登場!これから登るハイカーさんご夫婦が、
虫除けシートを「これ効くよ」と、ご親切にもくださいました!
使ってみるとアラ不思議、本当にピタリと羽虫どもが来なくなりましたよ!
(ありがとうございました)

後ろを振り向けば、青々と茂る樹木がまるで真夏のようです。
10:58登山口まで戻って来ました。
念願叶って初めて歩いた大博多山、
いきいきとした原生林と、歩き応えのある急登、そしてその先の大展望と、
南会津の魅力が詰まった良い山でした。
そして何より心に残ったのが、登山道が本当に良く綺麗に刈り払いされていた事!
刈られた笹の様子から察すると、さぞや大変な作業だったと思います。
整備してくださったみなさん、
本当にありがとうございました!

そしてコチラが、いただいた記念バッヂです。
ちなみに山開き以外の大博多山登山バッヂは「窓明の湯」で販売されています。
(店頭には無く、カウンターに言うと出てきます)

山開きの後は同時開催された「伊南川古町温泉あゆまつり」に立ち寄り。
なぜか無性にモチが食べたくなり、主役の鮎にも、
旬の新そばにも目もくれずモチを買い食いしました。
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なんとっっ露天風呂が掛け流しとなっていました!
・ホームページ(はしご湯のすすめ)