はしご湯別館

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お花畑の至仏山

2012年07月24日 | 【山】尾瀬国立公園
先週の谷川岳で、山に咲く花々の可憐さに
すっかり魅了されちゃったよ~。

というワケで、週末は花を見にノコノコと尾瀬に出かけて来ました。

「はるかな尾瀬~」は、家からは「はるか」な距離ではないですが、
実に10数年ぶりの再訪なので、やっぱり「はるかな尾瀬」なのかもしれない。


7月21(土)

夕方、出発ギリギリまで天気予報を見て考える。
予報は「曇りのち時々雨」の微妙なライン。
あとは当日の天気次第という事で、とりあえず戸倉温泉に向けて出発じゃ~。

20時頃、ぷらり館のある尾瀬第一駐車場(1000円)到着。
途中のメロディーロードは当然のように「夏の思い出」(ちょっと短め)。

尾瀬第一駐車場は広々で、綺麗なトイレもあり、使い勝手良好。
既に翌朝の尾瀬ハイク目当ての車中泊組が大勢いらっしゃった。
さすが天下の尾瀬でございます。




この日は、コンビニで買った冷やしラーメンをすすって就寝。


7月22(日)

3:30頃になると身支度開始の人もチラホラ。
我家もゴソゴソ起き出して朝食&身支度。

「鳩待峠までのバスは始発4:40だから、それまでに準備すればいいや・・」
などと呑気にかまえていたら、乗り合いタクシーが次々とハイカーを乗せて
出発しているじゃあ~りませんかっっ!
「こりゃ、遅れをとっちゃイカン!」と慌てて乗車。



↑ちなみに乗り合いタクシーもバスも片道900円の同料金。


・・・しかし、どんなに早めに出発しても・・



結局は鳩待峠のゲートの前で、5時オープンを待つ事になるのですが~。


そんなこんなで鳩待峠着は5:17。
ツアーバスもじゃんじゃん乗り入れするので、




小雨降る早朝というのに、こんな人。
さすが、天下の尾瀬でございます。




5:17鳩待峠出発。ジメリとした小雨の中を進みます。
水芭蕉は、すっかり葉が大きくなってジャングル状態。




6:25山の鼻。トイレ&ビジターセンターをウロウロ。
この辺、雰囲気が以前と変ったなぁーー。




↑でもコレは昔のまま。
初めて尾瀬に来た子供の頃から、いつ来ても、この佇まい。



山の鼻からチョットだけ研究見本園をかすめ、
至仏山登山口へ向かいますよ~。



6:54至仏山登山口。




しばらくはジメジメとした樹林帯を歩きます。
朝方の雨の影響か、登山道に水が流れ、
ちょっとした沢のようになって歩きにくいなぁーー。


しばらく進むと・・




おぉぉーーーっ!




尾瀬ヶ原が見えます。
でも燧は見えないなぁ・・。




この辺りから岩ゴロ道に。




よく滑る岩場も登場。



岩場を彩る花々が増えてきました。




8:59岩場の斜面一面に花々が!これは凄い!
(画像ではわかりにくいですが・・)


お花に見惚れて、まったく前に進めません。



まさかココに夕方まで居るワケにもいかないので、
泣く泣くお花畑を後にし、山頂へ向かいます。




9:33至仏山山頂。山頂は人・人・人!
まっ、傍から見れば自分達も、この中の一人なんだけどね。



↑人と荷物をかきわけ撮影。


肝心の眺望はガスガスで×。
休憩するスペースも見つからず、早々に撤収。小至仏山に向けて足を進めます。



10:30小至仏山頂。親切な男性が写真を撮ってくれた。
ここでお昼休憩。山の上は何でも10倍美味しい!
箸の持ち方が変になってますが~・・
ちょい強い風に煽られて、箸が飛ばされそうになっている図です。
あわや助六くんも飛ばされそうに。
やはり山の上ではオニギリがよろしかと・・。


11:00下山開始。




この辺で少し雲が切れ始め・・




尾瀬ヶ原が見渡せます。



そして相変わらず歩みを止めさせる罪な花々。




少しばかりの残雪も。




11:45オヤマ沢田代。




ワタスゲが揺れています。




花を眺めつつ樹林帯に突入。



植物の顔ぶれも変わってきました。

登山道では大きなヒルを数匹目撃。どちら様もご用心。

木道上では、何匹かの大きなナメクジくんが、
哀れに踏み潰されておりました(涙)
足元の小さな仲間達に気をつけてあげておくれ~~っっ。


それにしても・・


標高が下がるにつれ湿度と気温が上昇でつらいなぁぁーー。




13:04鳩待峠到着!
今日もいっぱい歩いたなーー。でも全然、体重減らないな~~。


その後はトウモロコシと温泉を楽しんで帰宅!


【総括】

鳩待峠から入る尾瀬は、お金がかかる。ボンビーな身にはツライヨ。



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