はしご湯別館

晴れたら山、雨なら温泉。さぁ、きょうはどっち!?

霊場・迦葉山、そしてマダニくん。

2013年06月03日 | 【山】群馬・新潟
週末は群馬県の沼田市にある迦葉山へ行ってみました。

歩いた距離こそ短かったものの、
日本一大きな天狗面のある弥勒寺から始まる登山道は、
活き活きと芽吹く新緑の中に、彼岸の空虚感がひっそりと漂う、
そんな霊場ならではのお山でした。


朝、まずは弥勒寺へ。




巨大な天狗面に、全てを見抜かれている感じがします。




5:54それでは、登山道へ参りましょう~。
中雀門の下を潜ります。




中雀門の横には、こんな鈴が置かれていました。
途中で擦違ったハイカーさんがコレをつけていたので、
もしかしたら熊鈴として貸し出しているのかな??


さて・・そんな、お寺からスタートする迦葉山ですが・・・



おぉっっ!新緑輝く美しい森ではありませんか。
元気な雑木が溢れ、森が活き活きとしています。




6:12折れた大木。




おやぁ?新緑の中に不自然に積まれた枯れ枝、枯れ草の大きなかたまり。
アレは熊棚かな。




6:25雑木の中に突然、巨大な岩が現れると、それが和尚台でした。
ラピュタみたい?アノ言葉を叫んではいけませんよ。




巨岩の細い裂け目にはチェーンが下がり、それに沿って上って行きます。




そして、岩の内部へ。いわゆる「胎内潜り」ですね。
・・・という事は、ここはもう現の世ではありません。



生命溢れる外界の景色とは一変した、空虚な彼岸の世界です。



それでは・・・
新しい命となって生まれ変わりましょうーーー!




オギャーーーー!(無事出産されました)
元気な男の子オッサンが誕生しました。



胎内を出て上を見上げると、
なんと、また岩の上からチェーンがぶら下っているではありませんか!
しかも、今度はかなり危険度が高そうな・・・。

少しだけ挑戦してみるも、

「これは、上るのはいいけれど、下りは絶対に恐い!」

「上ったが最後、恐くて降りられなくて、一生岩の上で暮らすハメになるかもしれない・・」

と妄想し、アッサリ断念。再び登山道へ戻ります。


和尚台の先が意外に急坂で参った~~。




赤ん坊のように四足で登りますよ。




輝く新緑の中を進み・・



7:38迦葉山山頂到着!
5人も座れば満員御礼の、こぢんまりとした山頂です。




山頂からの眺めは、のどかな日本の里山です。
ここで、のんびり朝食タイム。

景色を眺めながらオニギリを頬張っていると・・


チクリ!!


何かが三昧の鎖骨辺りに噛み付いた!


服の中を覗いてみてみると、なんと!マダニくんがコンニチワ。


「うーーん、こんなに防御しているのに・・・マダニ、オソルベシ」


噛み付きホヤホヤのマダニくんは、「見つかった!」と察したのか、
皮膚の上を素早く逃走開始。潰さないよう紙に乗せて下に払い落とすと、
(ウイルス保有の可能性があるので、むやみに潰すのは×)
再びタイツの上を這い上がってくるド根性のマダニくん。
よっぽと空きっ腹だったに違いない・・。

そんな腹ペコのマダニくんには申し訳ないけれど、
もう這い上がって来られないほど遠くへすっ飛ばしてやりました。

虫除けスプレーも念入りにシューシューしたのに・・・まぁ、こんなもんですよ。

考えられる事は、朝食中に帽子を取って座っていたので、
「木の上からマダニくんが飛びついて来た」説が有力かな~。


8:09里山の景色を満喫した後は、再び先へ足を進めます。
この先には尼ヶ禿山へ続く登山道が伸びているので、
その途中にある白樺湿原まで行ってみるつもり。



真っ直ぐ伸びた美しいブナ林が続きました。きっと秋の紅葉も綺麗に違いない。

途中、子持山にもあった、タヌキのトイレがありました。
新旧のタヌ糞が、こんもりと。うーーん、なんで登山道をトイレにしちゃうかな~~。




8:37白樺湿原。
コバイケイソウの大群が凄い事になっていました。




印象的だった三本木。


その後は歩いてきた登山道を引き返し、


9:58再び弥勒寺に戻って来ました。


初めて歩いた迦葉山は、美しい新緑と、歩き応えある急坂、そして胎内潜りと
バラエティ豊かに楽しさが詰まった、幕の内弁当のような里山でした。



その後は、定番の鶏肉と、温泉を楽しんで帰宅~。


さぁ、次はどこへ行こう?


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