尿検査だけ行って診察室に入った。
ディスプレイに生検の結果が表示されていた。
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【診断名】Adenocarcinoma
所見
腺房腺癌が認められます。神経浸潤、静脈浸潤、被膜外脂肪織浸潤は認められません。コア別のGleason pattern、病変の広がりは下記の通りです。
#1: Gleason score 4+3=7 (占拠率:約13%)
#2: Gleason score 3+4=7 (占拠率:約25%)
#14: Gleason score 3+4=7 (占拠率:約 5%)
#3-#13には腫瘍成分は認められません。
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とのことで、「癌ですね」と言われた。#1と#2はMRIの像と融合した超音波の画面を見て、その像を狙って刺したので、確実に病巣のサンプルが採れており、#14はその像の近くなので病巣をかすったのだろうとのことでした。
癌の告知ということになるが、おおむね想定通りだったので、驚きはなかった。
「中リスクですね」と言ったら、「中リスクですね、治療法はご存じですか」と返されたので、「小線源でお願いします」と答えた。この病院は小線源を推進しているためか、「ありがとうございます」と言われた。
低リスクなら監視療法、中リスクなら小線源と決めていたので、迷いはなかった。この病院を選んだのも小線源を推進しているからでした。しかし、問題は病院のホームページにも記載されているように希望者が多くてかなり待たないといけないことでした。
小線源なら来年の10月頃になり、裏技としては日赤に移れば1ヵ月くらいでやってもらえると言われたが、前立腺をホルモン療法で小さくしてからの方が良くて、それには数カ月は必要なので、10月はちょうどいいかと思って転院はしないことにした。しかし、最終決定は転移を調べてからなので、次週にCTと骨シンチを行うこととなった。
ここで、小線源(ブラキセラピ)を選んだ理由について書いておこう。米国前立腺癌治療調査財団(PCTRF)が調査した各治療法に対する治療成績(PSA非再発率)のグラフによると、手術(Surgery)の場合よりも小線源(Seeds)もしくは小線源と外部照射(Seeds and EBRT)の方がかなりいい結果が出ているからです。
最後に前立腺の体積をエコーで測定したところ、37mlとのことでした。生検で少し縮んだのかどうかはわかりません。
再診料:74点
検査:530点
合計:604点
ディスプレイに生検の結果が表示されていた。
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【診断名】Adenocarcinoma
所見
腺房腺癌が認められます。神経浸潤、静脈浸潤、被膜外脂肪織浸潤は認められません。コア別のGleason pattern、病変の広がりは下記の通りです。
#1: Gleason score 4+3=7 (占拠率:約13%)
#2: Gleason score 3+4=7 (占拠率:約25%)
#14: Gleason score 3+4=7 (占拠率:約 5%)
#3-#13には腫瘍成分は認められません。
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とのことで、「癌ですね」と言われた。#1と#2はMRIの像と融合した超音波の画面を見て、その像を狙って刺したので、確実に病巣のサンプルが採れており、#14はその像の近くなので病巣をかすったのだろうとのことでした。
癌の告知ということになるが、おおむね想定通りだったので、驚きはなかった。
「中リスクですね」と言ったら、「中リスクですね、治療法はご存じですか」と返されたので、「小線源でお願いします」と答えた。この病院は小線源を推進しているためか、「ありがとうございます」と言われた。
低リスクなら監視療法、中リスクなら小線源と決めていたので、迷いはなかった。この病院を選んだのも小線源を推進しているからでした。しかし、問題は病院のホームページにも記載されているように希望者が多くてかなり待たないといけないことでした。
小線源なら来年の10月頃になり、裏技としては日赤に移れば1ヵ月くらいでやってもらえると言われたが、前立腺をホルモン療法で小さくしてからの方が良くて、それには数カ月は必要なので、10月はちょうどいいかと思って転院はしないことにした。しかし、最終決定は転移を調べてからなので、次週にCTと骨シンチを行うこととなった。
ここで、小線源(ブラキセラピ)を選んだ理由について書いておこう。米国前立腺癌治療調査財団(PCTRF)が調査した各治療法に対する治療成績(PSA非再発率)のグラフによると、手術(Surgery)の場合よりも小線源(Seeds)もしくは小線源と外部照射(Seeds and EBRT)の方がかなりいい結果が出ているからです。
最後に前立腺の体積をエコーで測定したところ、37mlとのことでした。生検で少し縮んだのかどうかはわかりません。
再診料:74点
検査:530点
合計:604点
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