高野山別格本山・三宝院さんにお世話になりました。
庭の池も凍っています。
三宝院さんは年明け行事「後夜祝い」を続けておられます。
今回それに参加させていただきました。
深夜零時、本堂での読経、初厄除けの護摩が焚かれます。
その後、土室(つちむろ)に参集、「松三宝の儀」が摂り行なわれました。
「松三宝の儀」でいただいた「昆布挟み」です。
昆布と栗とお米です。
これをお米と一緒に炊き、そのご飯を食べるとその年無病息災で暮らせるのだそうです。
その後「頂き餅の儀」「御屠蘇の儀」と続き、午前3時頃までありました。
朝の祝い膳です。
大吟醸のお屠蘇もいただきました。
とても感動的で貴重な年明けを体験させていただきました。
感謝です。
帰るときに宝来(ほうらい)をいただきました。
宝来は高野山のしめ縄みたいなものです。
昔から米が作れない土地柄なので藁がありません。
それで布や紙を切り絵にしてしめ縄の代用にしたのだそうです。
宿坊の手水鉢にヤマガラが来ていました。
正月三が日の朝、奥の院で行なわれる「修正会」を拝見し、お参りしてから帰路につきました。
平成24年をとても豊かな気持ちで迎えています。
良き年になりそうな予感がします。
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