私の通っていた小学校では、毎年文集を作っていました。
その中で思い出したのが、この詩。
多分1年生の時だと思う。
「ぼくは、ほうれんそうをうっちゃりました。
どんどんうっちゃりました。
そこへたけしくんがきたので、いっしょにあそびました。」
題は忘れました。作者はすーたん。
当時これを読んだ時、生意気ざかりの私は「何これ?」
と失笑したものです。
こんなに短くて、これじゃ作文じゃないじゃん。と
すーたんは、痩せていて小さくてひ弱な感じの男の子。
勉強も体育もあんまり・・の農家の子でした。
短いから覚えやすかったのか、どうしてかわからないけど、
最近何故かこの詩がよみがえってきた。
よく読むとこの詩、深い。
「ぼくは、ほうれんそうをうっちゃりました。」
うっちゃるというのは捨てるという、方言。
ちなみに小学校は千葉県北西部。
親の手伝いで畑に出て、ほうれんそうを捨てた。
「どんどんうっちゃりました。」
たくさん捨てた。
生産調整のためか?
「そこへたけしくんがきたので、いっしょにあそびました。」
近所のたけしくんと連絡を取りあうでもなく、遊ぶ。
電話は子供の使うものじゃなかった。
昔はよく外で遊びました。外にいけば誰かがいました。
そう、この3行の中に、地域、家の職業、経済状況、
当時の子供の様子などが読みとれるのです。
それに気付いた時は、うれしいようなびっくりのような。
すーたんは、そんなことを考えて書いたのではないでしょうが、
こどもの飾りのないストレートな表現。
かなりの名文だと感じいっているのです。
すーたん、当時は笑ってゴメンね。
やっと読めるようになったよ。
その中で思い出したのが、この詩。
多分1年生の時だと思う。
「ぼくは、ほうれんそうをうっちゃりました。
どんどんうっちゃりました。
そこへたけしくんがきたので、いっしょにあそびました。」
題は忘れました。作者はすーたん。
当時これを読んだ時、生意気ざかりの私は「何これ?」
と失笑したものです。
こんなに短くて、これじゃ作文じゃないじゃん。と
すーたんは、痩せていて小さくてひ弱な感じの男の子。
勉強も体育もあんまり・・の農家の子でした。
短いから覚えやすかったのか、どうしてかわからないけど、
最近何故かこの詩がよみがえってきた。
よく読むとこの詩、深い。
「ぼくは、ほうれんそうをうっちゃりました。」
うっちゃるというのは捨てるという、方言。
ちなみに小学校は千葉県北西部。
親の手伝いで畑に出て、ほうれんそうを捨てた。
「どんどんうっちゃりました。」
たくさん捨てた。
生産調整のためか?
「そこへたけしくんがきたので、いっしょにあそびました。」
近所のたけしくんと連絡を取りあうでもなく、遊ぶ。
電話は子供の使うものじゃなかった。
昔はよく外で遊びました。外にいけば誰かがいました。
そう、この3行の中に、地域、家の職業、経済状況、
当時の子供の様子などが読みとれるのです。
それに気付いた時は、うれしいようなびっくりのような。
すーたんは、そんなことを考えて書いたのではないでしょうが、
こどもの飾りのないストレートな表現。
かなりの名文だと感じいっているのです。
すーたん、当時は笑ってゴメンね。
やっと読めるようになったよ。