太陽の国 メキシコで

メキシコでの生活、育児、仕事など、書き綴ります。

新型インフルエンザの猛威

2009-10-20 | メキシコ
ここヌエボ・レオン州では引き続き新型インフルエンザが猛威をふるっています。
ほぼ毎週ニュースでは、インフルエンザ感染者数(死亡者数)がこれまでで最高の増加率と報道されています。
州政府から発表されている情報によると、
メキシコ全国
 感染者 41,920名(そのうち死亡者260名) (10月15日付け)
ヌエボ・レオン州
 感染者 2,583名(そのうち死亡者31名) (10月16日付け)

約1ヶ月前には、感染者1,000名、死亡者10名程でしたので、ここ一ヶ月で倍以上に増加していることになります。
身近でも知り合いでインフルエンザ簡易検査でA型陽性だった・・・という話も幾つか聞いていますし、検査を受けていない人の方が多いと思うので、恐らくかなりの人がすでにインフルエンザに罹っていると思われます。
(オフィスでも教会でもお店でもインフルエンザらしい咳が聞こえています・・・)

何を隠そう私も咳がなかなか取れず、かなり手こずっていました。いつもであれば、咳止めの吸入スプレーを数日服用すれば咳はなくなるのですが、今回は通常の倍の量数週間服用しても治らず、さらに別の薬の混合したスプレーを使い始めました。未だに肺が膨らんでいる感じがします。普段よりもかなり強力な咳です。
結局自力では治らずテレ先生に診察してもらい、かなり楽になりました。。。
(ちなみにテレ先生もなんと妊娠していることがわかりました。(妊娠5ヵ月)
またまたおめでたです。)

以下、うちの家族の今回のインフルエンザ体験を踏まえて気付いた点です。

・ 風邪・インフルエンザ予防は流行時期でなくても、習慣的に行う。

・ 規則正しい生活を心がける。よく食べて、よく寝る。

・ もし体調が少しでもおかしくなったら(くしゃみ、鼻水が頻繁にでる、熱っぽい、頭が痛い、体がとてもだるい等)すぐに風邪薬を服用し始める。
栄養のあるものをたくさん食べて、ひたすら眠る。(無理をして活動を続けない。)

・ 熱が上がりだしたら、高熱になるまで待たず熱さましを飲む。

・ 高熱が1日半以上続いたら、または激しい咳が数日続き市販の咳止めの薬を飲んでも効果が見られない時には、すぐにお医者さんに診てもらう。

・ 薬を飲んでたとえ症状が軽くなっても途中で薬を辞めず、決められた分量を決められた日数必ず服用する。(一時的に症状が良くなってもその後悪化する可能性があるため)

・ たとえ回復してもできる限り自宅で療養する。

・ できる限り毎年季節性インフルエンザの予防接種を受ける。

(注:あくまでも上記は私たちの場合で、別のケースではあてはまらないかもしれません。)

私は専門家ではないので、正確なことはわかりませんが、とにかく今回のインフルエンザは感染力、強毒性はあまり高くないのかもしれませんが、かなりシブトイ感じがします。
特に鼻の奥、喉の奥、肺に入り込むとかなりしぶとく、食いついて離れない感じです。
必要以上に恐れる必要はありませんが、油断禁物です。
早目早目に慎重に対応すれば、軽い症状で済むはずです。

感染者はこれからも増え続けることは止むを得ないでしょうが、重症者・死亡者の方が出ないようにと祈るばかりです。


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