昔 確か『春』というものがあったよね
君もボクもみんなが詩を書いていた時代の話
若者と乙女達 みんな小さなテーブルのまわりに座って
五月のワインを飲んだよね
今 四月も五月も六月も
悲しいことに 何だかしっくり来ない
人生は いきなり 歩みを止めてしまったようだ
春が来た
ボクの心は どうして躍らないんだろう?
春が来たのに
どうしてワルツでウキウキできないの?
希望も情熱も持てない
誰もボクを求めてくれないから かな
春が来たよ でも
そよ風にも心地よくなれないのはなぜ?
星が輝く夜にも ときめかないのはなぜ?
愛する人がいないから かな
「春が来た」と人は言うけれど・・・・
『立春』
としては、ちょっと悲しすぎる一篇だったでしょうか?
なんだか微妙に美しく、ちょっと複雑な気分になる曲ですね。
・・・・
そんな気分と無縁の方は(または無縁に過ごしたい方は)
今夜の小林洋(P)根市タカオ(B)の黄金DUOで
パアッと楽しくスウィングしてください