Box of Days

~日々の雑念をつらつらと綴るもの也~ by MIYAI

レノンが流れる休日

2005年05月28日 | old diary
 休日。ひさしぶりの休日。

 さて、なにをしようか?僕はなにをしたいのだろう?ベッドの上でごろごろしつつ考えていたら、このまま寝ていたいという気持ちが強くなってきて、すーすーと寝息をたてる真似などをしたりする。そしたら、ほんとに寝こけてしまい、目がさめたときには午後の2時を過ぎていた。

 あーよく寝た。ぼけぼけ状態で起き上がり、CDプレーヤーのスイッチを入れたら、“(Just like) Starting Over”が流れてきた。そういや、昨日寝る前にかけたんだっけ。奥田英朗の『東京物語』を買ったら、その中に1980年12月9日を舞台にした短編があって、それできっと聴きたくなったのだ。

 風呂につかりつつ、ジョンの歌を聴く(ちなみに、このCDRにヨーコの歌は入っていない)。こんな希望に満ちた声で歌っていたジョンは、この後間もなくこの世を去った。もう25年も前のことだけど、とてもそんな時間がたったとは思えないくらい、ジョンの声は今も希望に満ちている。

 僕が発売日を指折り数えて買ったジョンのアルバムは『Milk & Honey』が最初だった。ジョンの歌だけをテープにいれて、それをよく聴いた。ほんとによく聴いた。“I'm Stepping Out”とか”Nobody Told Me”とか、今でも大好きだったりする。でも、『Milk & Honey』はジョンが亡くなってから出た作品だから、複雑な気持ちは当時からあった。それは今でもあるかな。もちろんジョンの新曲を聴けたのは嬉しかったし、実際、すごく好きなアルバムなんだけど。

 現在、午後の4時25分。朝からなにも食べてないから、いい加減腹がへってきた。さて、なんか作るかな。簡単なものをてきとうに作って、今夜は遅くまでジョン・レノンを聴いていよう。