部屋とレコードと俺

　昔、ビートルズのメンバーを動物に例えるとなに？というアンケートを見た覚えがある。確かジョンがライオンで、ポールがコアラで、ジョージが…なんだっけな？犬か猫か…。まぁ、いいや。で、リンゴはパンダだった。パンダ→笹の葉→七夕→リンゴの誕生日。ほら、きれいにつながった。えっと、それだけです。

　一昨日にはイーグルス、昨日はジョアン・ジルベルトのチケットを確保。どちらもいとも簡単にゲットできた。もちろん嬉しいんだけど、こうもたやすいと客入りに一抹の不安を感じないこともない。まぁ、ジョアンは会場が国際フォーラムだし問題なく埋まると思うけど、ドーム公演となるイーグルスの方がちと心配だ。ちなみにイーグルスは仲間4人でわいわい盛り上がって行く予定。ジョアンはひとりでひっそりと足を運ぶつもり。ライヴの性格を考えればそれも悪くないでしょう。ジョアンのあのライヴの後に、あのアホみたいな飲みに突入するのはよろしくない。

　いつの間にか、部屋がせまくなったように感じる。これは別に僕がでっかくなったわけじゃなくて、単に荷物が増えたからだろう。開放感のようなものが今ひとつ希薄で、もうちょっと広い部屋に引っ越したいなぁ、と思わないでもない。せめて2部屋あって、便所と風呂が別々で…。

　あー、なにを堕落してるんだ。そもそも言ってることが小さい。

　でも、なにが増えたのかなぁ。レコードなのかな、やっぱり。だとしたら、しょうがないよな。

　むかーしに読んだビートルズ本『えっ！ビートルズ？抱腹絶倒物語』の中で、ジョンが自身のキリスト発言について、「俺が言いたかったのは、俺たちがキリストよりも背がでっかいってことさ」と釈明するシーンがあった。もちろん作り話であって事実とは違うけど、なかなか面白かった。