Box of Days

~日々の雑念をつらつらと綴るもの也~ by MIYAI

Man We Was Lonely

2004年01月05日 | old diary
 昨日は19年来の友人とビートリィな夜を過ごす。ま、ひらたく言えば酒を飲んだと、そういうことである。そいつとは高校のときの出席番号が連番で、つまり僕の後ろにそいつが座っていたわけで。最初の5年間は、ほとんど毎日のように顔を合わせていた。それからは定期的とは言わないまでも交流が途切れることもなく、コンスタントに酒を飲んだり、音楽を聴いたりしている。ポール3度の来日はもちろんのこと、一昨年4月のNY遠征でも一緒だった。で、19年がたったと。まぁ、そういうことである。

 昨晩は友人宅でDVD『Concert for George』をはしょりつつ鑑賞し、いつも通りジョージの声が聴きたくなって『All Things Must Pass』をターン・テーブルにのせた。それからスプリングスティーンのライヴ盤をはさみ、「Jersey Girl」で切なくなったところで、最後は「個人的切なさランキング」第1位アルバム『McCartney』へ。僕はポールの淋し気なところが、たまらなく好きなのだ。

 帰宅してからは再び『All Things Must Pass』かけて眠り、今朝はその流れでクラプトンのライヴ・ビデオ(ジョージが亡くなった年の武道館公演)を観ている。エリックもどっか淋しいんだよな。ジョージもそうだし、スプリングスティーンもそう。だから、みんなかっこいいのかな。

 きっと僕は、淋し気な男が好きなのだと思う。傷ついてなんぼの人生…なのだ。