こんにちは川越の税理士 小澤恵美です
そろそろ本格的に寒くなってきて
体調管理が難しい近頃です
さて「空き家」対策その2 では
空き家が増えた原因について書いてみます
〔空き家の増加原因〕
空き家問題の背景には、日本人の生活スタイルの変化や少子高齢化の問題とともに
税制なども関係してきているようです。
(1) 人口減少・世帯数が2019年でピーク
世帯が減っても同時に家が解体されるとは限らず、
空き家が残るケースがある。
(2) 高齢化が進み老人ホームなどに移る人が多い
高齢者比率が高まるにつれ、親が介護施設に入ると
実家が空き家になってしまいます。
(3) 親などからの相続で家を得たが使用しない
地方のみならず都市部でも、成人した子供の生活基盤として、
すでに家がある場合には家を相続しても使用はしません。
特に地方は土地が安いので空き家が残りやすいと言えます。
<生活基盤としての家がすでにある場合の背景>
① 進学や就職による引越
進学や就職を機に地元を離れる人も多くいます。
そして就職した地で結婚をして定住することも珍しくありません。
② 核家族化
進学や就職で地元を離れなくても、昔は結婚して両親の家に同居することが
多くありました。近年は地方でも子どもたちがそれぞれ家をもつことが
普通のことになっています。
(4) 固定資産税の関係で建物を取り壊しできない
建物がある土地は、土地の固定資産税が最大で1/6まで優遇される特例があり、
建物を解体してしまうと土地の固定資産税が最大で6倍に増えてしまいます。
(5) 新築物件のニーズが高い
需要があるのは新しい物件で、古くなった空き家は需要が小さく活用されずに
残ってしまうケースが多くあります。
(6) 解体費用の負担
解体費用がかかるので、先々の見通しもなく簡単に建替えや
売買をすることができません。
そろそろ本格的に寒くなってきて
体調管理が難しい近頃です
さて「空き家」対策その2 では
空き家が増えた原因について書いてみます
〔空き家の増加原因〕
空き家問題の背景には、日本人の生活スタイルの変化や少子高齢化の問題とともに
税制なども関係してきているようです。
(1) 人口減少・世帯数が2019年でピーク
世帯が減っても同時に家が解体されるとは限らず、
空き家が残るケースがある。
(2) 高齢化が進み老人ホームなどに移る人が多い
高齢者比率が高まるにつれ、親が介護施設に入ると
実家が空き家になってしまいます。
(3) 親などからの相続で家を得たが使用しない
地方のみならず都市部でも、成人した子供の生活基盤として、
すでに家がある場合には家を相続しても使用はしません。
特に地方は土地が安いので空き家が残りやすいと言えます。
<生活基盤としての家がすでにある場合の背景>
① 進学や就職による引越
進学や就職を機に地元を離れる人も多くいます。
そして就職した地で結婚をして定住することも珍しくありません。
② 核家族化
進学や就職で地元を離れなくても、昔は結婚して両親の家に同居することが
多くありました。近年は地方でも子どもたちがそれぞれ家をもつことが
普通のことになっています。
(4) 固定資産税の関係で建物を取り壊しできない
建物がある土地は、土地の固定資産税が最大で1/6まで優遇される特例があり、
建物を解体してしまうと土地の固定資産税が最大で6倍に増えてしまいます。
(5) 新築物件のニーズが高い
需要があるのは新しい物件で、古くなった空き家は需要が小さく活用されずに
残ってしまうケースが多くあります。
(6) 解体費用の負担
解体費用がかかるので、先々の見通しもなく簡単に建替えや
売買をすることができません。