emitanの心にうつりゆくもの

日常のこと、テレビドラマのことなどを中心に・・・

三毛猫ホームズの推理 最終話

2012-06-23 23:38:21 | 2012春ドラマ
最終話 「ダメ刑事と三毛猫最後の軌跡」

片山家に、金田広造(陣内孝則)が銃を持って押し入ってくる。
しかし金田は、刑事・片山義太郎(相葉雅紀)と兄・ヒロシ(藤木直人)と妹・晴美(大政絢)の前で土下座をし、「助けてくれ、俺はまだ捕まるわけにはいかないんだ。包み隠さず全部話すよ。だから信じてくれ」と言って、これまでの真相を話し始める。
・3日前の脱獄時に暴力団関係者を射殺したことになっているが、銃の暴発によるものであること。
・村田刑事(君沢ユウキ)を撃ったのは、金田でも栗原一課長(石坂浩二)でもなく、警察関係者が使う銃ではない銃(トカレフ)によって、左手から発砲されたこと。

金田を信じることにした義太郎は、村田刑事が殉職した廃工場へ共に向かい、金田を陥れた者は誰かを探るための捜査をする。
しかし、何者かが発砲してきたので場所を移動し、そこで新たな事実として
・23年前に父・片山正太郎(平岳大)を射殺したのは、金田ではなく別の人物だったが、容疑者に仕立て上げられて、重い心臓病の母の手術代として1,000万円を母の口座に振り込む見返りに、罪を被ることになったこと。
・あと1年で出所できるという時に、母の余命がわずかだと聞いたが、ちょうどその時に受刑者仲間から看守を買収したから脱獄しようと持ちかけられたが、その日に待っても来なかったため一人で脱獄したこと

を話す。
しかし、金田の母は3年前に既に他界しており、脱獄そのものが仕組まれていたことが分かる。
そのため、23年前に父が何故殺されなければならなかったのかを調べるため、義太郎はヒロシと晴美に家の中の遺品を調べるように依頼。
ヒロシと晴美は、父の重要なメモノートを発見するものの、家に男たちが押し入り、縛られて連れ去られてしまう。
金田は、犯人の要求通り京浜羽田倉庫へ一人で行く。
義太郎と石津刑事(大倉忠義)は、三毛猫ホームズ(シュシュ)が分かるように置いてくれた父のノートを読み、一連の事件の黒幕は小林管理官(升毅)で、23年前から暴力団・銀星会と繋がっていたことを知る。
義太郎らが倉庫に駆けつけると、ヒロシと晴美は解放されていたが、銃声が響く。
突入すると、頭から血を流した小林管理官と、密室の中で首を吊って死亡した金田が見つかる。
金田が自殺ではないと信じる片山一家は、金田が死亡していた密室のトリック解明を行う。
密室トリックを解明して、金田の死は小林によるものだと分かった義太郎だったが、小林に銃を突きつけられる。
しかし、駆けつけた三毛猫ホームズ、ヒロシ、晴美、石津に包囲され、小林は投降し逮捕される。
家に戻った義太郎に、化け猫ホームズ(マツコ・デラックス)は「私がいなくても、ばっちりトリックを解いちゃって…」と言って去っていくが・・・


というような内容で、最後は化け猫ホームズなのか分からない、ホームズにそっくりな家政婦が片山家にやってきて終了!!
・・・エンディング投票は、公式HP(こちら)を見たら、「おかえりホームズ」だったようですね。
石津くんファンが可哀想な思いをしたのかな?
ヒロ兄と晴美はエンディングに登場していました
って、まんまと日テレの術中にハマって、無駄にドキドキしてしまいましたよ
(だって、本作はDVD買う予定なかったし・・・)


さて、最終回の感想です。
今回のは、今までの中で一番良かったんじゃないかな、と思いました。
各キャラクターの良さが生きていて。
 お父さん譲りな義太郎の優しい性格が、イライラすることなく犯人の説得に役立ったこと
 ヒロ兄の無駄に詳しい知識が、一部外れながらも、たまに良い線をいっていること
 ホームズが、毒舌で叱咤することはなくなり、でも義太郎がピンチの時には一番に助けてくれること
・・・こんな路線で最初っからいっていれば、もっと面白かったのにね(もったいない…)。
今日の脚本家は山浦雅大さん・・・最終回だけどエリーさんではないのね(爆)

今日はマツコさんの使い方も、ものすごく絶妙で良かったです
なんかね、せっかくあんなに個性的なマツコさんなのに、これまでの使い方が本当に勿体なかったなぁ、と。
他のキャラクターにも言えるのですが、ヒロ兄にしろ、晴美にしろ、石津にしろ、栗原課長にしろ、各キャラクターは立っているのに、それを生かした脚本になっていないのが勿体ないなぁと、ずっと思っていました。
だから、主人公の義太郎が引き立たなくて・・・。
前クールの「ラッキーセブン」と同じく、キャストを揃えれば良いんじゃないよ!という感じです。
このキャストなら、もっと面白く作れたと思うのですが・・・。


ホームズの謎って解明されたんだろうか??
最終話で「おじいちゃんも射殺され殉職していた」って言っていたけど、これは何か意味があったのかなぁ??
まぁ、原作があるお話で、原作が超ロングベストセラー作品なので、謎の詳細は解明するのを避けたのかな?


後日、春ドラマの総括の時に、改めて整理して総括をしたいとは思っています。


最後に・・・
ヒロ兄のキャラクター、私はすごく好きでしたよ
テンション高い役で大変だったようですが、ああいう「べらんめえ口調」が新鮮で、楽しかったです。
そして、あのだらしないスエット姿!!なのに腕と胸がムチッとしていて♪(これ以上書くと変態になるので、自粛(笑))
そして、ONとOFFのギャップがもう
メガネ男子も
オヤジギャグが、いつの間にかなくなっていましたが・・・けっこう楽しみにしていたのになぁ(私だけ?)
ということで、ドラマ全体はともかくとして、パーツ的にはかなり楽しんでいました(笑)
___________________

裏番組が「すべらない話」だったから、視聴率的には苦戦するのかなぁ?
それにしても、このドラマ、初回と最終回の番宣は凄かったなぁ~
(前クールは、こんなんじゃなかったよね?)
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« もう一度君に、プロポーズ ... | トップ | 平清盛 第25話 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。