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2018冬ドラマ 勝手に総括&各賞発表

2018-04-16 16:55:01 | 2018冬ドラマ
いつも当ブログにお立ち寄りいただき、ありがとうございます!
3か月に1度の恒例である、私の自己満足の記事、2018年冬ドラマ(1~3月期)について「勝手に賞」を考えてみました。

私が完走した冬ドラマは、以下の10本です。
月9(フジ)「海月姫」
火9(フジ)「FINAL CUT」
水10(日テレ)「anone」
木9(テレ朝)「BG~身辺警護人~」
木10(フジ)「隣の家族は青く見える」
金10(TBS)「アンナチュラル」
金10(NHK)「女子的生活」
土10(日テレ)「もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~」
日9(TBS)「99.9-刑事専門弁護士-SEASONⅡ」
日10:30(日テレ)「トドメの接吻」

オリジナル脚本のドラマが多くて、先が分からなくてドキドキしながら楽しく観ていました。
考えさせられる内容のドラマも多かったけど、ぶっ飛んだコメディタッチのドラマもあったので、バラエティに富んでいて飽きることがなかった大満足の3か月でした。

まずは各賞を発表します!
「アラフォー主婦の気ままで勝手な自己満足」の記事ということで、流し読みしてください!

優秀作品賞 「隣の家族は青く見える」
4家族の群像劇で、序盤は盛り込み過ぎかと心配したのですが、終盤に向けて少しずつ各家族が修復していって、他家族とのチームワークも自然に生かされていて、絶妙の余韻を残したラストで・・・全10話トータルでとても完成された素晴らしいドラマだと思いました!

1月の時点では「女子的生活」が私の中ではダントツ1位で、トランスジェンダーという問題をしっかりと描いていて見応えがあったのですが、4話という短い話数だったので、
10話まで様々な問題を描き切った「隣の家族は青く見える」の方を1位とさせていただきました。

他のドラマは、なかなか順位をつけづらかったので・・・

コメディタッチの
「もみ消して冬」「トドメの接吻」「海月姫」は、かなり好きで、毎週楽しみに観ていました。
「トドメの接吻」は、ただ強欲なホストがタイムリープするだけのドラマかと思っていたけど、思惑通りに行かなくなったり、タイムリープのからくりを見破られたりするなどドキドキする要素が増えてくるにしたがって、終盤戦になる頃には かなりハマって観ていました。
「海月姫」と「もみ消して冬」は、演技が上手な方々が大真面目にコメディをしているので とても面白くて、何度も吹き出しながら楽しく観ていました。

「FINAL CUT」は、盛り込みすぎていて、もう少し絞って描いた方が面白かったような・・・。
でも、メディアやネット社会の闇を描いている所は、ゾクゾクしながら興味深く観ていました。

「99.9-刑事専門弁護士-SEASONⅡ」は、前半が素晴らしく、中盤は私の中でやや失速したのですが、トータルでは面白かったな~と。

「anone」は・・・時々眠くなってしまったのですが、何だか引き込まれて観てしまった、という感じでした。

「アンナチュラル」は・・・私が苦手なグロイ描写が多かったせいか、完走はしたものの私の中ではあまり残らなくて・・・

「BG~身辺警護人~」は、悪くはなかったのですけどね・・・
キャストが豪華だったな~、あとは「誤差なし!」がカッコ良かったな~ということが印象に残っています。

・・・といった感じで、書いていった順にハマっていた、という風に思っていただければ、と思います。

主演女優賞 深田恭子さん(隣の家族は青く見える)
深キョンの出演作品は昔からよく観ているのですが、今回の役は過去最高では!?と思えるくらいに等身大で、役が憑依していて、「もう『深キョン』と呼んではいけないかも」と思う位に素晴らしかったです。
なかなか妊娠が出来なくて涙する姿、夫を愛する姿、コーポラティブハウスの住民のために気を遣う姿・・・一つ一つの姿が愛らしく、応援しながら観ていました。
深田さんが演じていたからこそ、重い内容でも毎週観ることが出来た、と強く思います。

主演男優賞 志尊淳さん(女子的生活)
役柄から言うと「主演『女』優賞」なのではないか?と悩んだくらいに、志尊さん演じる「ミキ」が完全に女性として生き生きとしていて、本当に素晴らしかったです。
心と体の性別が違う事に悩むというドラマではなく、もう女性として生きている中で社会で偏見の目で見られることに対してどう立ち向かっているのかという、「先を行ったドラマ」だったのですが、志尊さんの姿に強い説得力があり、ミキが眩しく見える位に女子力が凄くて、生き方に憧れるな~と思いながら観ていました。
役を演じるにあたって、事前準備をかなりしたという事をトーク番組で聞きましたが、本当にお疲れ様でした!!

次点は、「もみ消して冬」の山田涼介さんでした。
山田君と言えば、私の中で2012年ドラマ「理想の息子」だったのですが、今回はこんなに立派に成長して・・・と、とても感慨深く観ていました。
コメディセンスが抜群で、いじけた姿も変顔も絶妙で、いじられキャラながらもとても伸び伸びとした自然な演技が素晴らしかったと思いました!

助演女優賞 田中裕子さん(anone)
娘に家出され、夫に先立たれ、夫が残した偽札に翻弄され・・・それでも新たな家族ができ、孫と遊ぶことができ、それなのに元従業員に裏切られて悪事に加担することになり・・・
という波乱に満ちた女性を、実に好演していたと思いました。
非現実的にも思えるドラマの内容でしたが、田中さんのとても自然な演技に引き込まれて最後まで観ることが出来た、といった感じでした。

次点は、「隣の家族は青く見える」の真飛聖さん。とてもクセのある隣人・母親を好演していて、いい意味で観ていてイライラしました(笑)。同じドラマの高畑淳子さんも素晴らしかったです。
「海月姫」の泉里香さんは、ぶっ飛んだ憎まれキャラで、観ていて楽しかったです。

助演男優賞 松山ケンイチさん(隣の家族は青く見える)
以前に深田恭子さんと夫婦役だった時は松山さんが主演で深田さんが助演で、今回は松山さんが助演でしたが、主人公を引き立てながらも松山さんの魅力も溢れていて、とても仲のいい「理想の夫婦」として、嫌味なく愛らしく演じていらっしゃっていて、とても素晴らしかったです!
女性視聴者のほとんどが、松山さん演じる大ちゃんのような夫が欲しい!と思ったのでは
「熱い男」を演じることが上手な松山さんですが、今回は「爽やかな、愛情たっぷりの男」をとても好演していたと思います!

次点は、「FINAL CUT」の藤木直人さん
藤木さん演じるミスターメディア・百々瀬、怖くて良かったです!
「てぇへんだ!」をはじめとする怒りの演技は、今までにないくらいの迫力で、新たな藤木さんを観ることができてとても嬉しかったです(怒りの演技を嬉しいって言うのもなんですが(笑))

「BG」の上川隆也さんや、「隣の家族は青く見える」の北村匠海さん&眞島秀和さん、「女子的生活」の町田啓太さん、「トドメの接吻」の新田真剣佑さんも良かったです!

主題歌賞 菅田将暉さん「さよならエレジー」(トドメの接吻)
「隣の家族は青く見える」のミスチルと悩みに悩んだのですがね・・・。
「さよならエレジー」が、挿入歌としても劇中で効果的に流れていて、オルゴールバージョンが切ない場面で映えたり、菅田君本人によるギターバージョンが意味深に聴こえたり、最後に主題歌が流れると疾走感があってワクワクドキドキしたりと、1話の中で何度も色んなシチュエーションで流れていて良かったと思い、こちらを1位とさせていただきました。
メロディは どこか懐かしい感じがするものでしたが、演出自体がレトロな感じだったので、言い方は悪いけどベタな感じの曲がマッチしていたように思いました。

「隣の家族は青く見える」の主題歌「here comes my love」(Mr.Children)も、ものすごくいいタイミングで流れていて、こちらは何度涙が誘われたことか・・・
______________

以上、勝手に各賞発表!でした。

ここからは、各ドラマについて曜日順に勝手に総括させていただきます。

月9(フジ)「海月姫」
ぶっ飛んだ世界観でしたが、とても楽しくて面白かったです!
特に瀬戸くんの肌や足がキレイでビックリしましたが、尼~ずの みんなの全力のオタクっぷりも凄かったし、泉里香さんのスーパー肉食女子も迫力があって面白かった!
あと、北大路欣也さんに、AとかBとか そんなこと言わせるの!?と思ったり
何より芳根京子ちゃんが生き生きとしていて(朝ドラよりハマっていて!?)、こんなにコメディがお上手だと思いませんでした。
コメディ作品として、ちょっとキュンとするラブストーリーとして、楽しかったです。

※これまでの感想
 第1話 のみ

火9(フジ)「FINAL CUT」
復讐ものでありながら、メディアの闇を描いたり、恋愛があったり、警察内部の闇があったり・・・と、少し欲張りすぎていたかも?
一つ一つは面白かったのですが、全体的な流れが少し悪くて、とても勿体ないな~と思いながら観ていました。
亀梨君をはじめとするキャストは、みなさん熱演で、それぞれの話はもっともっと観たいと思ったので、話やキャストを絞った方が面白かったかもしれません。
私は、表裏の激しい百々瀬の話をもっと観たかったです
実際のワイドショーの裏側がどうかは分かりませんが、何だか現実にも あり得そうな話に思えて、カンテレ攻めたな~と思いました。
あとは、木9「BG」で決め台詞に「誤差なし!」というのがありましたが、本作でもそういうキャッチーな決め台詞があった方が良かったかな、と思いました(「これがあなたのファイナルカットです」は、弱かった)。
ということで、チャレンジングな内容は良かったのですが、あともう一つ!といった感じでした

※これまでの感想
 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 最終話

水10(日テレ)「anone」
暗かったし、瑛太さん演じる中世古が憎らしくて憎らしくて
大金を手に入れることができるとなると、人間は こうもズルズルいってしまうのかという、人間の悲しさも出ていて、苦しくなりながら見守っていました。
でも、亜乃音さんが孫を守りたい気持ちや、ハリカが幼なじみの難病のために何とかしたいという思いは分からなくもなく…でも通貨偽造はダメですね
中世古の口車に乗ってしまう持本に「おいっ!」って思わず画面に向かって怒鳴ってしまいました。
血縁関係になくても家族になれるのか?というものも描かれていたと思うのですが、今回の4人は家族だし、亜乃音と玲と陽人も家族だと思います!
連ドラというよりは映画向きの内容だったと思うのですが、連ドラになったおかげで田中裕子さんの演技を3か月も堪能できて、とても贅沢な気持ちになりました。
不思議なドラマでした…

※これまでの感想
 第1話+第2話 のみ

木9(テレ朝)「BG~身辺警護人~」
キャストは豪華だったし、内容もスケールが大きくて悪くはなかったのですが、キャストを揃えすぎじゃね?
というか、豪華すぎて、斎藤工君や菜々緒ちゃんに大した見せ場がなくて残念でした。
民間警備については、去年NHKのドラマ「4号警備」を観ていたので、丸腰で…という知識はあったのですが、今回の対象者は大物揃いで、本作は本作でハラハラドキドキしながら観ていました。
良かったのは、「誤差なし!」と全員で掛け声を掛けるところ…とてもカッコ良かったです

木10(フジ)「隣の家族は青く見える」
深田さんも松山君も他のキャストの皆さんも みんな素晴らしかったし、色々な話を描いていたけど単なるハッピーエンドではなく、可能性はたくさんあってその人次第だという希望を残した形のもので、とてもいい形で結実していて、とても深くて大きな作品だったと思います!
観ていて辛い場面は たくさんあったけど、それを上回る心温まることが描かれていたし、主人公が一生懸命で とても応援したくなるキャラクターだったし、とても素敵なセリフがたくさんあったので、観続けて本当に良かったな~と思えました。
「わたさく」コンビも良かったですし、小宮山家も怖面白かったですし、大ちゃんの実家も わたるんママもリアリティがあって、どのキャラクターも生き生きとしていて、実際の社会に存在しそうな人ばかりだったので、ドラマにとても説得力がありました。
現代社会の色々な問題を知ることが出来て勉強になりましたし、伏線の繋がりも見事でした・・・上でも書きましたが今期ナンバー1です!

※これまでの感想
 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 最終話

金10(TBS)「アンナチュラル」
私が8年前から注目していた井浦新さんの良さが多くの方に認知されて、嬉しかったです!
石原さとみちゃんは好きなのですが、私は今回のような役どころよりももう少し元気な役の方が好きかな…(今回はセリフがあまり頭に残らなかったのです。ゴメンナサイ)
あとは、最初の方で書いたのですが、私には映像がグロかったので、新さんや窪田くんや北村有起哉さんなどのバックグラウンドや演技が観たくて完走しましたが、どうしてもグロさが記憶に大きく残ってしまい、ドラマを冷静に分析することができませんでした

金10(NHK)「女子的生活」
戸籍上は男性のトランスジェンダーを描いていて、女性として普通に会社でOLをしていて、合コンもして・・・ということ自体がビックリしていたのですが(そういうトランスジェンダーの方を受け入れる会社が存在する時代になったのね、という意味で)、
更に主人公は、女性を恋愛対象として見るという、私の想像のかなり上を行く女性だったので、観始めた時はかなり衝撃を受けて、混乱しました。
でも、堂々と颯爽と歩く姿は、とても美しくて、カッコ良い!
そして、外見を維持するために、ものすごく努力をしているのですよね。
そんな女子力の高いミキに、とても憧れるな~と思いながら観ていました。
ミキの高校時代の同級生・後藤の、勘違いや先走りや思いやりにはクスッとさせられて、そんな性別を超えた友情の描き方も素敵でした。
世の中にはまだまだ偏見があるかもしれませんが、先入観や刷り込みにとらわれずに、多様な個性を柔軟に受け入れることが出来る人間でありたいな、と思えるような、私の中ではとても勉強になった、まさに「目から鱗」というか、観て本当に良かったと思えるドラマでした

※これまでの感想
 第1話+第2話 第3話 最終話


土10(日テレ)「もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~」
終始ふざけたドラマでしたが(※褒め言葉です)、キャストが大真面目に秀作に無理難題を押し付けて、秀作が泣きながら解決(?)していく様が毎回面白くて、大笑いしながら観ていました。
しまいには、生まれた時の取り違えで血縁関係にないという展開になって、血が繋がっているのが加藤諒君だったなんてwww
でも、コミカルな作品ながらも感動するところもあったりして、最後は「血は繋がってなくても家族」「執事も含めて、やっぱり北沢家は このメンバー!」というのが しっかりと描かれていて、とてもいい作品だったな~と思いました。
個人的には、山田涼介君がメチャメチャ可愛らしくて好きだったのと、中村梅雀さんと波瑠ちゃんがこんなにコメディがお上手だとは思わず、たくさん笑わさせていただきました!

※これまでの感想
 第1話 のみ

日9(TBS)「99.9-刑事専門弁護士-SEASONⅡ」
面白いけどクドく思う時もあり
第2話の深山の父親の冤罪が晴れた回が、私の中での一番のピークでしたが(爆)、被疑者のために「一つの事実」のために戦う弁護士たちの姿にはググッと来るものがあって、いいセリフも多いので、今シーズンも結局全話の感想を書いてしまいました(笑)。
今の法曹界や社会を風刺している部分も多かったので、見応えは十分にありました。
シーズン1は検察官、今回のシーズン2は裁判官との対決を主に描いていましたが、続編はどういうものになるのでしょうね~。
すぐにではなくてもいいし、スペシャルドラマでもいいので、また観ることが出来たらな~と待っています。

※これまでの感想
 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 最終話

日10:30(日テレ)「トドメの接吻」
宰子の正体とタイムリープの からくりが分かるまでは気味が悪くてイラッとしていたのですが、旺太郎を守るためのキスだったということや、旺太郎の悲しい過去が分かってきたり、旺太郎と宰子との絆が出てきて、だんだんと先が気になってきて、終盤はかなり楽しみにしながら観ていました。
真剣佑君が演じる尊氏も どんどん黒くなってきて、旺太郎と尊氏の争いにもハラハラしたり。
菅田将暉君演じるホームレスが宰子と同じ能力を持っているのには、かなりビックリしましたが
山﨑賢人君がもう何歳か上になった時に観てみたかったかな~(ちょっと若すぎたな~)というのはありましたが、門脇麦ちゃん、真剣佑君、志尊淳君、菅田将暉君といった若手実力派俳優たちが一堂に会していて、私としては なかなかお得なドラマだったな~と思いながら観ていました。

※これまでの感想
 第1話+第2話 のみ
_____________

以上が、勝手に総括!でした。

春ドラマが始まっていますが、今のところまだ冬ドラマを上回る作品は現れず・・・。
(金10と土10は、耐えられなくて、初回の途中で観るのを止めてしまいました
でも、まだ始まっていないドラマが多いので、今後に期待です!
何本か第1話の感想を書いていますが、始まっているのにブログの記事になっていないドラマは、あまりググッときていないということで、後日それらをまとめて「序盤戦感想」として書いていきたいと思っています。

朝ドラは、「わろてんか」は3月に入って再び観始めましたが、もう少し深く描いてもらいたかったな~といった感じでした。
今月から始まった「半分、青い」は、永野芽郁ちゃんが去年から気になっていたので、結構期待しています。
今のところまだどんなドラマになるかは見えてこないのですが、時々泣かされたりするなど、まずまずハマりながら観ているような、です。


最後になりますが、これまでコメントやトラックバック、web拍手、ツイッターやメールで声を掛けていただき、ありがとうございました!!
短い一言でも、ツイッターでのリプやファボも、とても嬉しかったです。

これからもどうぞよろしくお願いいたします!
←web拍手です。
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