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ドクターX~外科医・大門未知子~(2014) 第3話

2014-10-25 21:55:02 | 2014秋ドラマ
第3話 「女の戦い 大奥 VS ハケンの女」

国立高度医療センターでは、フリーランスの外科医・大門未知子(米倉涼子)が手術中に急に術式を変更したり、休憩をあまりとらずに次々と手術を入れるので、看護師のシフトがどんどん変わり、看護師長・白木淳子(高畑淳子)は激怒して「医師によるパワハラに他なりません。倫理の乱れは秩序の乱れ!一刻も早いコンプライアンス引き締めをお願いいたします」と総長・天堂義人(北大路欣也)に訴える。
そんな中、日本看護師連合会会長・三原雅恵(岩下志麻)が、重度の子宮頸がんを患った孫娘・三原奈々子(森田彩華)の手術の依頼にやってくる。
カンファレンスで、未知子はがんを完全切除するために骨盤内臓の全摘出を提案するが、そうなると人工肛門と人工膀胱をつけなければならず、雅恵もそれは望んでいなかった。
外科医長・足柄信太郎(高橋和也)は、広汎子宮全摘出をして他臓器は温存して化学療法併用放射線治療をする方針を提案し、天堂は「クオリティ・オブ・ライフ。術後の不自由さを考えてのご判断です。医師というものは思慮深く、慈しみ深い存在でなければなりません。患者に対しても、共に一緒に働くナースに対しても」と未知子に話し、足柄を執刀医に命じて、副部長・加地秀樹(勝村政信)と未知子が助手となる。
術前検査の結果、予想以上にがんが進行しており、命を救うには骨盤内臓全摘出しかなくなり、足柄は奈々子に「不自由のない余命を取るか、不自由を強いられる寿命を取るか…。たとえ不自由を強いたとしても、僕はあなたに生きていてほしい」と話して説得をする。
オペが始まり、足柄がメスを入れるが、ダグラス窩に膿瘍があって基靭帯に膿瘍が浸潤して癒着がひどく、足柄はどうオペをしていけばよいか戸惑い、手が止まってしまう。
すると未知子が「どいて」と言って足軽をよけて、ものすごいスピードで骨盤内臓を取り出していき、人工肛門と人工膀胱をつけるのではなく、肛門括約筋を温存して代用膀胱を再建するオペを始め、これにより肛門と膀胱の機能は失われないことになった。
手術後、ガムシロップを飲んで疲れをとる未知子に対して白木は「こういったことがいつも通用するとは思わないでください。担当医を押しのけての勝手な術式変更!迷惑の域をはるかに超えています!1000年早いわ!!」と怒鳴る。
戦略統合外科部長・海老名敬(遠藤憲一)は、足柄に症例報告をまとめさせようとするが、天堂は「誰が症例報告を書けと言いました?足柄先生、あなたが本来書くものは辞表ではありませんか?オペ中、動揺して執刀医を放棄。医者として許されるものではありません」と言い、足柄が奈々子に送ったラブレターメールの存在を明かして「あなたは愛妻家の仮面をかぶり不貞の限りを尽くしました。あなたの行いは、当病院の品位を著しく傷つけるものです。お分かりですね?」と迫って退職届を書かせる。
雅恵が未知子に「礼を言います、孫を助けてくれた」と言って頭を下げると、未知子は「ひ孫も抱けるよ。卵巣組織は凍結保存してあるから。あんた、長生きしそうだしさ」と言って去っていく。
集金に来た神原晶(岸部一徳)に対して雅恵が自分が払うと話すと、晶は「患者様から直接治療費を頂戴するのは契約違反ですので。病院からはオペ治療代、患者様からはお心づけとなっております。ちなみに、お心づけの上限は設けてございません」と話して帰っていく。
その夜、事務局長・加藤峰司(渡辺いっけい)が雅恵からの進物を持って神原名医紹介所に現れる。
その頃、総長室では雅恵が天堂に「あなたが動く時には、日本看護師連合会は協力を惜しみません。ただ、大門未知子…あの女だけは用心なさい。いずれあなたのガンになるやもしれません」と話すと、天堂は「心得ています」と答えて・・・


というような内容でした。

北大路さんクラスになると、やはり岩下志麻さんのような大女優の方が、とてもしっくりきますね。
最後のシーン、とても絵になっていて、とても危険な香りがプンプンしていました。
お二人・・・大河「独眼竜正宗」で正宗の両親役だったのですね!
私はまだ小学生だったのですが、言われてみればそうだった!と、20数年の記憶が蘇りました。
(今BSで再放送をしているから、そういうツイが上がっていたのかな?我が家はBS観れないですけど)
天堂は政界進出を狙っている、ということでいいのかな?
未知子を今のところ利用しているけど、万が一未知子が失敗してしまうとなるとかなりの大ごとだから気を付けないと・・・ということなのでしょうか??

平成版「春日局」ということでしたが、さすが岩下さんでした
また終盤辺りにご登場!となるのでしょうか?(登場していただきたいです!)

高畑さん演じる白木の「大奥総取締役」も、素晴らしかったです。
「ほぼ直角90℃敬礼」は、腰に悪そう!と思いましたが(今、腰を痛めている私にはできない姿勢
あの未知子が「キャー!!」と叫ぶほどの白木の威圧感、流石でした!
ドクターXでも、今流行の「壁ドン」がありましたね
でも、全くキュンとせず、メチャメチャ怖かったですwww
(そして顔の大きさの違いがやっぱり際立つ・・・

看護師(大奥)は、
・診察の順番、オペの順番、オペ室の確保…事務局よりもはるかに力を持っている。
・オペ室で医者が犯した様々なミスを、看護師達は握っている。
・研修医時代まで知っている看護師がいたら、過去の事まで根掘り葉掘り、ひとたまりもない。
確かに大奥のような・・・医師にとってはとても怖~い存在ですね

未知子・・・手術前に、人工肛門や人工膀胱を回避できる方法もあると説明すればいいのにね。
でも、患者に良い事ばかり言って、いざオペを始めてみたら状態が悪くて患者に説明していたことよりも悪い状態で手術が終わる・・・ということになるよりは、初めに最悪な状態を話していた方がいいのかもしれませんが。。。
期待を持たすことを言ってそれができなかったら、それこそ極妻じゃなくて春日局が未知子を抹殺してしまうかもしれませんし
(まさに時代劇のようだ 笑)

今までは「メロンです」→「領収書です」という決め台詞があったけど、
パート3からは「ペンです」→「辞表です」という決め台詞も追加になりましたね。
どんどん辞めさせられる医師たち・・・
確かに天堂の言っていることの方が合っているけど、このままだと医師たちがどんどんいなくなって、どんどん入れ替わっていくことになるのかしら??
エビちゃんなんて(談合坂もだけど)、いつ辞表を書くことになってもおかしくないと思いますが

一番最後の方のシーンで、
「晶さん、メロン持ってない!」と思っていたら、事務局長・加藤がもらったのですね(笑)
天堂にバレたら、コンプライアンス違反で解雇されるのでは!?
そして未知子・・・パート3になって更に露出がスゴイから、あれくらい面積の広い服でもいいと私も思いますよ

・・・と、今回は重い話がありつつも、笑う所もたくさんあって、とても楽しく観ることができました!
昨日中に書ければ良かったのですが、昨日は用事が長引いて書くことができず、更新が遅れました
←web拍手です。
※これまでの感想
 第1話 第2話
※公式HP(こちら
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