emitanの心にうつりゆくもの

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空飛ぶ広報室 第3話

2013-04-29 15:03:46 | 2013春ドラマ
第3話 「覚悟のいる結婚…いつも笑顔でいよう」

帝都テレビ局のディレクター・稲葉リカ(新垣結衣)は、空幕広報室の人達との懇親会に参加し、階級ごとに懇親会費やコーヒー代の額が違うことや、特別職のため残業代が全く支払われていないこと等に驚く。
そして、結婚しているのは室長・鷺坂正司(柴田恭平)と小暮班長と比嘉哲広(ムロツヨシ)のみで、もし彼女が出来ても転勤が多くてほとんど上手く行かないとのこと。
「仕事が恋人です」と言う稲葉に対して、鷺坂が「お相手にどうですか、独身の自衛官?」と尋ねると、「仕事としての興味はありますけど、恋愛対象としての興味は全くありません。別に不自由している訳でもないし」と言ってしまい、場の空気を悪くしてしまう。
その帰り道、空井大祐(綾野剛)は鷺坂から、百里基地でパイロットをしていた時の同期でライバルだった峰永圭介(阿部丈二)が来週結婚をすることを聞いて驚く。
空幕広報室に、騒音に関する苦情の電話が入り、空井が「理不尽ですよね」と鷺坂に言うと、鷺坂は「正義ってのはさ、人の数だけある。立っている場所によって黒にも白にも見えたりする。その中で何とかご理解いただいてやってくしかない。むしろここに電話してくれて良かったと思わなきゃ。こういう時こそ、うちの出番」と言われる。
稲葉は、航空自衛隊に関する企画に行き詰まっていたが、「働く制服シリーズ~自衛官の恋愛事情編~」とすることを思いつき、鷺坂や片山和宣(要潤)などからインタビューを取って上司・阿久津守(生瀬勝久)に見せるものの、阿久津から「面白そうな情報を並べて繋げるだけか?お前が批判していた唐揚げランキングと何一つ変わらんな。あれはグルメ紹介だからあれでいい。だが、今のは一体何伝えたいんだ!?こんな程度の低い質問、俺にさせるな!」と怒られてしまう。
その頃空井は、帝都テレビのバラエティ担当ディレクターに会い、人気の俳優やアイドルに「F-15」戦闘機に乗ってもらう企画書を見せるが、あまり良い感触は得られなかった。
その後空井は、企画に再び行き詰まっていた稲葉に会ったところ、結婚間近の隊員がいないかと聞かれて顔色を変えてしまい、「紹介してください!その話を中心にして、クライマックスは結婚式!聞いてみてください、お願いします」と言われてしまう。
空井は、百里基地に取材依頼をし、峰永のケータイにも連絡を入れるが留守電だったのでメッセージを入れる。
峰永にも、フィアンセの安奈 (川村ゆきえ) にも取材許可を得ることが出来たので、稲葉は空井同席の元で取材を始める。
安奈と空井は久しぶりの対面で、稲葉と二人っきりになった安奈は「(峰永は空井に披露宴に)来てほしいけど、俺にはそんな資格ないって、そう言ってました。残酷な約束をしてしまったって」と言って、空井が交通事故後にもう戦闘機には乗れない足の状態になってしまっていることを知らずに峰永が「ずっと待ってるから。絶対帰って来い」と言ってしまったことをずっと後悔していることを話す。
その時、峰永の乗る戦闘機が帰投し、降りてきた峰永と空井は一瞬見つめ合うが、抱き合い、はしゃぎあいはじめたため、そんな姿を見た安奈は「良かった・・・」と安堵する。
結婚披露宴当日、稲葉はカメラマンに「自衛隊っぽい物珍しい画だけじゃなくて、彼らが笑ったり泣いたり嬉しそうだったり、そういう普通の表情を中心に撮ってください。彼らのそういう所を見せたいんです」と依頼する。
そんな稲葉に空井は「(自分は空自の広報誌カメラマンに)たまには隊員の普通の顔が見える企画ってのも良いんじゃないかと思って提案したんです。かぶりましたね」と話しかける。
披露宴が進む中、稲葉は安奈の両親がしばらく席を不在にしていることに気づき、空井と二人で探し始める。
会場の外で、安奈の父親・紘一 (佐野史郎)が、安奈の結婚相手について「戦闘機のパイロットだなんて。あの男が悪いって言ってるわけじゃない。仕事が悪いって言ってるんだ。毎日人殺しの練習をしてるようなもんじゃないか」と母・理恵子 (原日出子)に言っているのを稲葉と空井は聞いてしまう。
空井は稲葉を指さして紘一に「この人も初めは言ってたんですよ『戦闘機は人を殺す道具だ』って。でも今は、もう少し僕達の事を柔らかい目で見てくれています。広報官である僕にお手伝いさせてもらえませんか?誠心誠意ご対応させていただきます。現場の隊員たちは日夜、命がけで訓練に励んでいます。それでもみな、普通の人間なんです。隊員たちの人間性を否定するような言葉は聞かせたくありません。勝手な話かもしれませんが…」と話すが、紘一は「分かってるんだ、そんなことは!安奈にもさんざん言われた。それでも、そんな命がけの仕事をしてるような男の所にどうして娘を嫁に出さなきゃいけないんだ!」と言って、態度を崩さなかった。
4人は披露宴に戻り、会場では鷺坂がお祝いの言葉を話し始める。
その中で鷺坂は「安奈さんに一つだけお願いがあります。峰永君とどんなに大ゲンカをしたとしても、翌朝笑顔で彼を送り出してあげてください。自衛官という職業は、いつ何が起こってもおかしくない仕事です。その時、決して心残りの無いように、とびっきりの笑顔で送り出してあげてください。というのが自衛隊の定番のスピーチなんですが、私これ、自衛官に限った話じゃないと思うんです。どんな職業でも、どんなご夫婦でも。そして送り出す方だけではなく、送られる方も必ず奥様に笑顔を返してあげてください」と話し、そんなスピーチを聞いて微笑み合うひな壇の二人を見た紘一は涙を流す。
紘一は峰永に「娘をどうかよろしくお願いします。頼むぞ!」と言って頭を下げ、披露宴は無事に終了する。
稲葉が空井に、この企画を勢いで言ってしまって余計な事を言ってしまったのではないかと心配していたと話すと、空井は「大丈夫です。僕は広報官なんで、何でもぶつけてください。そういう時こそ出番なんで」と声を掛け・・・


というような内容でした。

今回もなかなか良いセリフがたくさんあって、良かったなぁ~と思いました!

まずは鷺坂のセリフ
「正義ってのはさ、人の数だけある。立っている場所によって黒にも白にも見えたりする」
・・・そうなんですよね~。
こう言われると納得できるのですが、やっぱり白黒つけちゃったりするんですよね・・・。
幅広い視点と、ポジティブシンキングを持たないと!(笑)

そしてまた鷺坂のセリフ
「行く先々が愛おしい場所になっていく」(上には書きませんでしたが)
・・・私の父は転勤族で、自分も約10年転勤のある仕事をして、今のダンナも転勤族なので、生まれた時から色んな場所を住み歩いているのですが、
そう思って過ごせるように出来れば良いんだよな~、素敵な言葉だなぁ~と思いながら聞いていました。
愛おしくない場所もあるかもしれないけど(あわわ)、温泉が良い!とか、○○が美味しい!とか、その土地土地で良い面もたくさんあるので、引っ越しも悪くはないんですよね。
お金はかかるのですけど

そして阿久津のセリフ
「面白そうな情報を並べて繋げるだけか?今のは一体何伝えたいんだ!?」
・・・うーーー、頭が痛い!
まさにこのブログ記事が、そんな感じだったりもするのですが・・・
と、それは置いておいて(笑)、
最近のテレビ番組って、こう突っ込みたくなるような番組も結構ありますよね~。
ドラマについてもそうなんですけど、時々「この番組(ドラマ)は何を狙って作っているの?」と思ったりすることがあったので、ちょっと笑ってしまいました。

あともう一つ、またまた鷺坂のセリフ
「いつ何が起こってもおかしくない仕事です。その時、決して心残りの無いように、とびっきりの笑顔で送り出してあげてください」
・・・鷺坂も言っていたけど、自衛官だけではなくどの人にも当てはまることですよね~。
事件・事故で亡くなった人が出た時に、残された遺族の方で「○○してあげれば良かった・・・」って後悔する声を結構聞いたことがあります。
でも、朝からケンカした時は・・・出掛ける前に仲直り・・・するか(笑)
まぁ「朝」とかそういうことは関係は無く、「送り出す時は笑顔で」ということなんですよね。
花嫁を送り出した父の涙&新郎に対しての言葉が、とても素敵で良かったです

鷺坂さんの奥さんは、15年前に亡くなっていたんですね(病気?)。
15年経っても、ああやって奥さんがいるかのように話していて、素敵だなぁ~と思う半面、とても切ないなぁ~と思いました
(奥さん役を演じている方、最近怖い奥さんの役でお見かけすることが多かったので、今回は良い奥さんの役で良かったですね

稲ぴょんが柚木典子(水野美紀)に「ガツガツでいいです!オッサンよりは!」と宣戦布告したかと思いきや、似た者同士で意気投合したのかな
柚木は「オヤジ女子」というよりは「女子を捨てたオッサン」なのですが(笑)、来週何か変化が現れるのかな?

空井の独特の「間」が、今回もとても効果的で面白かったです
稲ぴょんと空井・・・少しだけ男女としても意識し始めてると思うのですが、どうなるのかな?
来週も楽しみです

※これまでの感想
 第1話 第2話
※公式HP(こちら
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2 コメント

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うんうん♪ (まこ)
2013-04-30 15:37:09
特に稲ぴょんの方が空井をめっちゃ意識してるような・・・
それが微笑ましくてニマニマしちゃいますわー♪

将来的に鷺坂夫妻のようなステキな夫婦に・・・は
なれそうにないけど(笑)。

鷺坂夫妻、ほんといい雰囲気だったなぁ。

>奥さん役を演じている方、最近怖い奥さんの役で
>お見かけすることが多かった

そそ!風変わりな妻役が多い人なので、つい何か
企んでそうに思っちゃうけど、今回はほんまもんの
良妻だったようでホッ♪
心底幸せそうな様子を見せられた後で、亡くなられたと
知った際にはガーン・・・でしたわー。

そんなおセンチなエピもありつつ、稲ぴょんが広報室の
メンバーと少しずつ親しくなっていく様子も微笑ましかったです。
あたしも次回が楽しみ♪
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>まこさんへ (emi)
2013-04-30 19:35:52
まこさん、コメントありがとうございます!

稲ぴょんの空井に対する態度、可愛くて微笑ましいですよね♪
憎々しいことも言っちゃうけど、憎々しいままで毎回終わらないでいてくれるので、日曜の夜が毎週にこやかに終わることが出来ます(*^_^*)
鷺坂夫妻のようには・・・空井は近づけても、稲ぴょんは無いでしょう

鷺坂さんの奥様役の方、
最近だと「書店員ミチル」で大森南朋さんの奥さん役、
半年ちょっと前だと「息もできない夏」で江口洋介さんの奥さん役、
で強烈に印象に残っていたのですが・・・
いずれもコワイ役でしたね。
今回は、亡くなってしまったとはいえ、とても素敵なエピソードで登場でしたね。
とても感動してしまいました。
笑いあり、涙ありで、今回も上手く見せてくれましたね
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