emitanの心にうつりゆくもの

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TAKE FIVE~俺たちは愛を盗めるか~ 第7話

2013-06-01 00:48:49 | 2013春ドラマ
第7話 「ダ・ヴィンチを奪え 愛ある嘘」

20年前のTAKE FIVEのメンバーだった後藤(峰竜太)が何者かに殺され、ダ・ヴィンチの絵画「ルクレツィアの肖像」は再び所在不明となる。
南真一(六角精児)は、帆村正義(唐沢寿明)に「そろそろ自分のためにチームを頼ってもいいんじゃないか?」と声を掛け、TAKE FIVEのメンバー全員で「ルクレツィアの肖像」を捜すことになる。
後藤の遺体の近くには赤いイヤリングが落ちていて、そのイヤリングの写真を見た芝大門警察署刑事・笹原瑠衣(松雪泰子)は、数年前に窃盗で自分が逮捕して現在保護観察中の元少年・堂城一馬(松村北斗)の物であることに気づき、愕然とする。
一馬は現在テレビ局の美術スタッフとして働いており、岩月櫂(稲垣吾郎)から情報を入手したTAKE FIVEの面々は、それぞれテレビ局に潜り込んで調べ始める。
岩月が一馬に話しかけているところを、同じく一馬を調べに来た笹原が見かけ、疑問を抱く。
笹原は一馬に、なぜイヤリングを片方付けていないのかと、昨晩のアリバイを尋ねるが、一馬は局内で寝ていたと言う以外は詳しく話さず、一馬の上司の美術監督も「寝てたんじゃないの?」と話す。
岩月はテレビ局見学ツアーを利用して潜入していたが、ドラマで刑事役をしている俳優・大河内銀次郎(梅沢富美男)に刑事としておかしい所を指摘したところ、大河内に気に入られてアドバイザーとして側に就くことになる。
同じく潜入していた新美晴登(松坂桃李)は、倉庫内の一馬の作業場で「ルクレツィアの肖像」を見つけたが一馬に見つかり、一馬のポケットに入っていたピッキング道具を没収して帰る。
正義は、仲間たちの報告を聞き、一馬は嘘をついて何かを隠していて背後に誰かいるはずだと話し、同じ頃笹原も警察内で同じ事を話していた。
笹原は「私なら聞き出せると思います。(一馬の任意聴取は)もう少しだけ待っていただけませんか」と願い出るが、上司・増田公造(でんでん)から「私情を挟むな。冷静さを失っている、俺にはそう見える。お前のお父さんは常に冷静だった。だがお前は感情が強すぎる。お父さんの事件を追うのも犯罪に対する憎しみからだろ?憎しみで人を裁くな」と言われて捜査から外されてしまう。
笹原は、岩月の動きが怪しいと感じて後をつけていくと、岩月が正義とおち合ってバー「SWING TIME」に一緒に入っていくことを目撃する。
笹原はバーに入り込んで2人に会うが、正義はこのバーは自分の店で、岩月は客であると話す。
そして岩月は、笹原が一馬の事を調べているから自分も事件に興味を持ったと話す。
帰宅した笹原は「ある人が嘘をついているのは分かってる。それが誰のためなのか、何のためなのか…」と妹・紗枝(江田結香)に話すと、紗枝は「人が嘘を付き通す時、そこには必ず愛がある。帆村先生がそう言っていたよ」と声を掛ける。
「ルクレツィアの肖像」は大河内が出演するドラマのセット内で飾られ、そのセットはずっとカメラの前にあることから、盗み出すのが難しい状態にあった。
一馬の仕事道具から後藤のDNAが検出されたため一馬に逮捕状が出てしまい、笹原は逮捕前に一馬と話をしようとテレビ局に入っていくが、上司・増田に見つかり止められる。
うなだれる笹原の前に晴登が現れ、晴登は笹原を変装させてドラマの撮影スタジオに向かう。
スタジオではドラマの撮影が行われており、正義は銀次郎がイヤホンでセリフをスタッフから教えてもらっていることを利用して、その電波を乗っ取って銀次郎に事件の顛末を語らせ始める。
一馬は殺人を起こしておらず、事件当日はプロデューサーの不正を暴いて美術監督を救うためにプロデューサーの部屋から証拠となるデータを盗み出していたのだった。
その証拠データは「ルクレツィアの肖像」の裏に隠されており、「ルクレツィアの肖像」を切り開くとUSBメモリが出てきて、プロデューサーは逮捕される。
一馬も窃盗容疑で逮捕されることになるが、逮捕直前に笹原が駆けつけて「誰かを助けたいという気持ちは分かる。ただ、もっと他に方法はあったはずよ」と声を掛け、美術監督も「また戻って来いよ」と声を掛けて、一馬は警察署に移送される。
笹原は正義と晴登に「真実を口にする方がよっぽど楽なのに嘘を付き通したのは愛があるからかもしれない。私は愛で人を裁く」と言って去っていく。
テレビ局にあった「ルクレツィアの肖像」は一馬が描いたもので、結局本物の絵の行方は分からずじまいだったが、バー「SWING TIME」では一馬をハメた人物は誰なのかが話題となり、正義はホームレスの女(倍賞美津子)が鍵を握っていると睨む。
そこに笹原が現れ「嘘はたくさんです。岩月さん、あなた刑事でしょ?あなただけは正義を貫き通す人だと思った」と話し、岩月が「僕は今でもそうあろうと思っていますよ」と言うと、笹原は「これがあなたの考える正義だとしたら軽蔑します。正体は掴んだ。証拠を見つけて必ずあなたたちを逮捕します」と言い放ち・・・


というような話でした。

ドラマのテイストがようやく2話前に戻ったような気がしました
先々週・先週の「偽TAKE FIVE」の話が何だか少し入り込めなかったので、今回雰囲気が戻って嬉しかったです

それにしても岩月・・・鈍すぎ(笑)
尾行されているのに気付かないで、簡単にアジトがバレてしまうなんて
まぁここが、TAKE FIVEの憎めないところなのでしょうけどね。
(晴登も、かなり早い段階で笹原にコソドロだと気づかれていたし 笑)

笹原は序盤は「憎しみ」のようなものが前面に出ていて、ドラマ開始時の頃に戻ってしまったかと思ったけど、終盤に「私は愛で人を裁く」と言っていましたね。
TAKE FIVEの「愛」については理解が進んできたけど、やっぱり「悪いものは悪い」ということで逮捕に執念を燃やすのかな?
まぁ、父親を殺されているから、どんなに今のTAKE FIVEの「愛」を知っても、やはり憎しみの方が勝るとは思いますが・・・

ホームレスの女が鍵を握っているっていうことは誰の目にも明らかだったと思うのですが、それを今頃になって平然と言ってしまうのも、本作の愛嬌というか何というか(笑)
こういう分かりやすいドラマも、たまにはいいのでは?と私は思っていますよ

でも今回は、もう少しドキドキがほしかったですけどね。
少しずつ全容解明に近づいているんだろうか・・・?
もう少し目に見えた「終盤に向かっての盛り上がり」があったら良いと思うのだけど・・・
とも思った第7話でした

※これまでの感想
 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話
※公式HP(こちら
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