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TOKYOエアポート~東京空港管制保安部~ 第7話

2012-11-26 17:00:51 | 2012秋ドラマ
第7話 「交錯する思い…窮地に立たされた管制官」

近藤幸宏(要潤)の行った管制に対するマスコミのバッシングは変わらず、近藤は退職届を主幹管制官・結城昇(時任三郎)に提出するが、結城は「一度冷静になれ」と退職届を返す。
篠田香織(深田恭子)は、主任管制官・竹内裕美(瀬戸朝香)から一人前の管制が出来るレーティング試験の推薦をしてもらい、試験勉強に励む。
結城は、先任管制官・氷室一生(別所哲也)と共に、問題となっている近藤の管制記録を調べ、管制部長・田辺明(蛍雪次朗)に「今回の管制記録をICAOの国際規定に照らし合わせて検証しました。この件が公で審議されたらどうなるか、お分かりいただけると思います。近藤の不当な処遇は、ICAOの規定に反しています。ICAOがこのことを知ったら、日本は世界中から糾弾されますよ。」と訴え、近藤は管制業務に復帰できることになる。
しかし近藤は、管制塔のモニターを見ると目の焦点が合わなくなり、パイロットからの呼びかけに声を出すことが出来ず、「スノー(頭が真っ白になる)状態」と見られる症状が起きる。
心配する篠田に、主幹管制官・矢野元治(梶原善)は「極度の緊張・恐怖心によって管制中に陥る思考停止。スノーはどんなベテランでもなります。近藤さんほど経験されている方なら、対処方法は身につけてますから大丈夫ですよ」と声を掛け、自分の試験に集中するように言う。
近藤は、翌日もスノー状態に陥り、それを認めたくない近藤は怒って出ていく。
篠田は筆記、口頭試験を受け、翌日に管制塔で実技試験がある。
この日は濃霧で視界がほとんどない中で、篠田は順調にこなしているように見えたが、次のスポット(空いている場所)が確保できていないうちに航空機を次の管制官に回してしまい、その事に篠田は気付いていなく、試験は不合格となる。
後から矢野にその一件を教えてもらい、「何が欠けていたのか考えてみてください」と言われる。
その夜、篠田は本上圭介(平岡祐太)に「やっぱりダメなのかなぁ、私。」と弱音を吐くが、本上は「ダメでいいのかよ。もっと信じれば?育ててくれた人の事を。ダメとか言うなよ。」と励ます。
篠田は「久しぶりだね、そういうこと言ってくれるの。ありがとう、頑張ってみるね。」と答える。
篠田は、他の人の管制業務を後ろから観察し、過去に自分が書いたメモ紙を見て、近藤が今まで強い口調ながらも周りに大声を掛けて管制全体が円滑に回るようにしていたことに気付き、近藤に「私が探していた答えを近藤さんからもらったんです。今日の試験、頑張ってきます。」と声を掛けてから2回目の実技試験に臨む。
篠田が他の管制官にこまめに指示や相談をしながら管制業務を進めていくのを見て、竹内は近藤に「篠田さん、なんか近藤君みたい。人の担当にズケズケ入ってくるんだけど、何かそれでペースが出来るの。」と話す。
管制に立つことを避けていた近藤だったが、それを聞いて竹内に「頼みがあるんだ。山下と変わってもらうから、俺の後ろに立ってくれ」と言って、竹内のサブの元で管制に入る。
近藤は声を発することができ、そこからスムーズに指示を出して、周りへの激も飛ばしていくようになる。
篠田は、試験官から合格の判定をもらう。
竹内は篠田に「これであなたはこの羽田で、私たちと同じ立場、同じ権限を持つ管制官になる。だからもしあなたが、私たちのミスに気がついたら、躊躇なく指摘しなさい。」と話し、結城も「職務において俺たちは対等だ。遠慮やためらいでミスを見逃すな。チームなんだからな。」と声を掛ける。
近藤は篠田の採点表を覗き見するが、そこには「管制官としてあなたは何を大切にしていますか」の質問の答えとして「何もないこと。『行ってきます』と言って空港から出掛けて行った人が、『ただいま』って帰ってくる。そんな何もない当たり前の一日を守ることです。」という回答をしたことが書かれていて・・・


というような内容でした。

「篠田の進級試験」と「近藤の復帰+α」が描かれていた回で、まずまず楽しめました。
篠田が1回では受からなかったけど、2回目の試験との変わりようが劇的過ぎて、ちょっと「変わるの早すぎじゃない??」と思いましたが
もう少しその過程を丁寧に描いても良かったんじゃないかな~?でも、近藤の話も入っていたから時間が足りなかったんだろうな・・・なんて
まぁ、うまく2つの話が絡み合っていて良かったとは思うのですけどね。
でも、近藤が「スノー」から解放された時に、「篠田、管制中に近藤の方をジッと見て、目を離し過ぎじゃない!?」とも思わずツッコみたくなったり(笑)

近藤は、これまでワガママにも見えていたけど、そういう「プラスの」潤滑剤にもなっていたんですね(そうだったんだ・・・笑)。

ともあれ、これで篠田も「対等」になったということで、話の内容も少し高度になるのかなと期待しています

「スノー状態」と「スノードーム」・・・
スノードームはちょうど今の季節にピッタリなので、うまく引っかけているとは思うのですけど・・・
オヤジギャグで、ちょっとテンポが悪くなるような?
少しオヤジギャグで引っ張り過ぎなような気がしました
チーム内で和気あいあいとしていているのは伝わってきているのですけどね。

竹内があと1か月で羽田を離れてカナダへ行くことが発表されましたね。
いなくなる竹内から何を学ぶか、ということもこれからのストーリーに入ってくるのでしょうか。

来週予告では「緊急事態!」ということで、またスリリングな展開になるのかな~?
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2 コメント

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Unknown (みのむし)
2012-11-26 17:18:46
予告では竹内さんじゃなくて篠田がどうとか
いってましたけど、篠田が飛行機に乗ってたんですかね??
今回緊迫感があって面白かったです。
ただ、誰かどこがどうなってるのか
(医療ドラマのように)
解説者がほしいよ~。って思っちゃいました。
レーダーに映る飛行機だけじゃ・・
何がどうなっているのやら…ww
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>みのむしさんへ (emi)
2012-11-26 19:17:19
みのむしさん、コメントありがとうございます!

>篠田が飛行機に乗ってたんですかね??
私は「篠田」が乗っていると解釈したのですが、どうなんでしょうね?
○ジテレビのドラマの予告編は、シーンとは違う場面の声を差し込んだりするから、あまり当てにできませんが(^_^;)

>誰かどこがどうなってるのか
ですよね~。
矢野が「久しぶりに『グランド』に立った」って言っていたけど、「グランド」って前に深キョンがやっていた「グランドスタッフ」も「グランド」だけど、じゃあ矢野さんの言う「グランド」って何!?と、引っかかりながら観ていました。
誰が今どこの持ち分をやっているかが分かると、理解が早まってさらに面白いかもしれませんね~。

来週も楽しみです(*^_^*)
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