Daily life of Emiri

明日は明日の風が吹く♪

見えない不安

2013-04-12 | 親の老いを見つめて

  では、←この話の続きです。

 

病院からバァさんの肌着を持ち帰った私は、

静かに洗濯用洗い桶に移し、上から波波と熱湯を注ぎました。

 

ひぃえ~~助けてくりぃ~っと

ヒゼンダニの逃げ惑う姿が見えるのならいいのですが

何も見えない状況では撃退できたのか不安でなりません。

 

そのまま洗濯~乾燥までオートで仕上げました。

肌着2枚に乾燥機かぁ・・・・何なんだかねぇ~っと思いながら。

 

そうしているとデイから電話が入りました。

条件付きでジィさんを預かって頂けるというのです。

 

しばらくは一番風呂はダメで最後に入浴する。

入浴後の着替えは今までは下着だけだったが、

ズボンから上着まで全て着替える。

 

くぅぅぅ・・・洗濯物がぁ・・・

ズボンや上着ってクリーニングモードで洗わなくてはならず、

何回洗濯機を回したらええねん!?って感じです。

 

それでもリスクを推しても、受け入れを許可してくれた事に感謝です。

一人でも疥癬が発病すると施設としては大変だというのに。

 

そして、何よりドキドキの私の職場の判断ですが・・・

病院から電話があった夜、ナース(うちの職場のナースです)は不在でした。

事務長と旧施設長と新施設長(4月の異動により)が居られたのですが、

疥癬という病気があまり分からなかったようで、

インターネットで検索されていました。

 

っで、感染力の非常に強い、厄介なものであることだけは分かったようで、

勤務時間を1時間残した状態で、勤務を外れるよう言われました。

 

翌日、ナースに相談した上で、今後のことは決めるということでした。

 

このナース、おそらく、あの面接の時に言われた怖い人の一人です。

 

しかし実は怖い人では無かったのです。

少なくても・・・私にとっては・・・。

 

この方については、私の生き方を決定づけるエピソードがあります。

長くなりそうなので、この件と合わせて

「介護の仕事」のカテゴリーにて記したいと思います。

 

今回は引っ張るでしょ。

実は私の気持ち自体が揺らいでいるのです。