暇人おじさんのにゃんにゃんブログ

飲水思源、水を飲みて源を思う、今日も本物を求めて一万歩

わが家のスイカです

2016-08-09 11:43:26 | 園芸
わが家のスイカを収穫しました。

小さなスイカですが、2個収穫出来ました。
スイカは去年も作ったのですが、大きい実を生らせるのはなかなか難しいですね。
味の方は少し甘味が足りませんが、自家製としてはこんなものかなと。






キンメ粗の蒸し煮

2016-08-05 21:07:14 | 料理
昨夜の料理は、キンメ粗の蒸し煮。

キンメは初夏が旬、今が一番脂がのって美味しいですね。
その粗だけですが、大きくつやつやしててこれはもともと相当大きく活きの良いものだったに違いないと思われるものを見かけ、早速購入。
これは洋風に合うかなと白ワイン蒸しにしました。

単純に塩と粒胡椒、そして白ワインのみを振りかけセロリー葉も加え、後は付け合わせ用のジャガイモと人参と一緒に、20分ほど蒸しました。
大変美味しい蒸し煮の完成です。
立派なアラだっただけあって濃厚な出汁が出、塩コショウ以外何も味付けしなくても十分美味しいです。
ブイヤベースとまでは言えませんが、十分に魚の出汁の美味しさを味わうことが出来ました。
複雑な味のブイヤベースと違って、魚一種類のみ故シンプルな美味しさが際立ち、かえってよかったです。




牛テ-ル&すじ肉の白ワイン煮

2016-08-02 11:05:25 | 料理
昨夜の料理は、牛テ-ル&すじ肉の白ワイン煮。

牛テールは最近醤油煮にすることが多いので、今回はあっさりめがいいかと白ワイン煮に。
テールシチューと言うと赤ワイン煮が多いのですが、これだと結構くどいので、白ワインであっさりと煮つけてみました。

昔よく行った銀座のフレンチで、いわゆるフレンチ風の濃いソースでなく、白ワイン仕立てかなと思われるあっさりめのソースでまとめた料理が得意の店があったのですが、
猪とか鳩とかがそんなソースでおいしくいただけたので、
そんな料理をイメージして今回牛テール煮を作ってみました。
因みにその店の料理はこんな感じ。左二つが猪、そして鹿、鳩です。
私にはこんな洗練された風には足元にも及びませんが。





テールと筋肉はいつものように血抜き、酒醸漬けで下処理した後、2時間ほど茹でます。
茹でるのはこんな感じ。付け合わせ用のジャガイモと人参も丸のまま一緒に茹でます。



茹で後はこんな感じ。
ジャガイモとニンジンは1時間ほどで取り除いておきました。



これを出汁ともども一晩冷蔵庫で寝かします。
翌日、これを白ワインで煮立て、さらに取ってあった出汁とトマトを加え30分ほど煮詰めて完成です。
味付けは、塩とつぶした胡椒のみです。




生トマトと白ワインの酸味が効き、またテールの臭みは全くなく肉の爽やかな風味が溢れ、いかにも西欧田舎風な感じに仕上がりました。
昔イタリアの片田舎で食べた肉料理を思い出しました。
それは一匹ごとの子牛か子羊だったと思うのですが、ただ茹でただけで、肉の爽やかな風味溢れる料理の原点を思い出させてくれる料理でした。
ワインは、その農家自家製の自然醸造の微発砲性赤ワインで、ほこりにまみれたその汚いビンともども素朴な料理にぴったしなものでした。
多分最近私が作っている酒醸と共通する生きたお酒だったと思います。

昨夜はそんな肉料理の原点を思い出させてくれた一品となりました。
上記フレンチレストランのものにはとても及ぶべくものではありませんが、料理のあり方を思い出させてくれた一品とはなりました。





神戸老祥記の豚まん

2016-08-01 11:43:22 | 食べ物
先日、神戸老祥記の豚まんをお土産でいただき、久しぶりに食べました。

35年から45年ほど前迄、神戸に住んでいた時は元町までよくこの豚まんを食べに行ったものですが、
神戸を離れてからはいつ食べたかは記憶にありません。

昔は赤玉電球の点いた汚く狭いがたぴし繕いの店で、豚まんのみで商いをしていたのですが、
神戸方面で知らない人はないくらい有名で、いつ行っても人が並んでいました。
皆、豚まんが蒸し上がるのを根気よく待っていたのですね。

大方は持ち帰りの人だったと思いますが、狭い店内でも食べられ、
とは言えカウンターに長椅子があるだけ、カウンターには醤油とからしが置いてあり、
一皿4つか5つのをお茶を飲みながら食べておしまい、そんな愛想も何もない店でした。

そんな店ではありましたが、その味に飽きることなく永年通い続ける人達に守られたのでしょうか、
大方の老舗の店が阪神大震災で廃業に追い込まれ、かつて私が通った店もほとんどなくなってしまいましたが、この店だけは生き延びてきたようで、
現在は、昔よりきちっとしたなりわいに変貌してきているようです。

今回久しぶりに食べましたが、味も見た目も全然変わっていないように思いました。
昔懐かしい老祥記の豚まんでした。