暇人おじさんのにゃんにゃんブログ

飲水思源、水を飲みて源を思う、今日も本物を求めて一万歩

ブドウ葉のドルメ用に作った五目ご飯でチキンビリヤーニを

2018-10-10 19:24:34 | 料理
先日のブドウ葉のドルメに詰めた五目御飯がたくさん残りましたので、
これを利用して後日、チキンビリヤーニを作りました。

まずチキンの下処理をしておきます。
骨付きもも肉の皮を剥ぎ骨ごとぶつ切りにし、
ヨーグルトに色々な香辛料を混ぜ合わせたマリネ液に、1昼夜マリネしておきます。

翌日鶏肉をマリネ液ごと鍋に移し平温に馴染ませておきます。
この間に玉ねぎを薄切りにし、たっぷりの油で焦げるまで充分揚げ、油を切っておきます。
油を切っている間に香草をみじん切りにします。

次は鶏肉の入った鍋に揚げた玉ねぎと1カップの水を加え、どろっとするまで5分ほど煮詰めます。
煮詰まったらこの上に香草のみじん切りをたっぷり被せ、さらにこの上に五目御飯を被せます。
最後に溶かしたギーを回しかけ、これで準備の完了です。

鍋の蓋をして10分ほど炊きます。
これは煮ると言うより蒸し炊きですね。
鶏肉の上にかぶせたご飯は下からの蒸気で蒸しあげるやり方です。
水分が無くなってピシピシを音がし、良い香りがしてきたら炊き上がりです。
ガスを消し10分ほど蒸らして完成です。

鍋底に旨みの凝縮した鶏肉とソースが溜まっていますので、
かき混ぜないように鍋底からすくってお皿に盛り付けます。
ご飯をすくったあと、お鍋はこんな感じです。

 

お皿に盛ったらこんな感じ。
ブドウ葉のドルメを1つ残していましたので、ちまきごと鍋に入れ込んで一緒に炊き温めておきました。
ご飯はあっさりしていますので、ソースがたっぷり絡んだ鶏肉と一緒に食べると美味しいです。



大変美味しいビリヤーニが出来上がりました。
これはインド料理と言うよりもペルシャ料理ですね。
調べるとペルシャ料理にも似たような炊き込みご飯が色々あるようです。
と言うよりもこの蒸し煮にして作るやり方は、ペルシアからインドに伝わったと言う説もあるようですね。
私の持っているペルシャ料理本の炊き込みご飯は、全てこの蒸し煮の方法で書かれています。
また、煮込む時香草をたっぷり足しましたので、これが効いて余計ペルシャ味になったのでしょう。
鶏肉をマリネする時はインド風香辛料を色々加えたのですが、カレーの風味は全然しません。
香辛料より香草の方が力が勝っているのでしょうか。
またヨーグルトでマリネし、さらに沢山の香草と一緒に炊いたのがが効いたのでしょうか、鶏肉独特の臭みは一切なく爽やかな味がします。
ペルシャ料理では必ず使う焦げ焦げ玉ねぎの香ばしい甘味がコクのあるソースを作りだしており、鶏肉もご飯も共に大変美味しくいただけました。





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