暇人おじさんのにゃんにゃんブログ

飲水思源、水を飲みて源を思う、今日も本物を求めて一万歩

カツオの頭の酒蒸し

2018-09-17 21:14:23 | 料理
近所のスーパーの魚屋さんを覗いたら、大きなカツオの頭が150円程で売られていました。
頭の大きさからするとかなり大きなカツオのようで、身の方も勿論きっと美味しいだろうけど頭も美味しいに違いないと、早速買ってきました。
時期からすると昔で言う戻りカツオでしょうけど、今はいたる所へ獲りに行っているのでそうとも言えないですね。

どう食べたら美味しいだろうかとインターネットで調べたら、
鹿児島県の方では鰹節用に身を取り外した残り物たる頭を、塩煮で食べているようですね。
昔東京に住んでいた頃、よく行く寿司屋さんが必ず魚の頭蒸しを出してくれて、それが大変美味しくいつも骨だけになるほど舐め吸い尽くして食べていたものですが、
あまりに美味しいので親父さんに作り方を教えてもらったのですが、ただ塩と酒を振りかけるだけだと言われました。
そんな経験を思い出し、塩煮で美味しいのなら塩を振りかけて蒸しても美味しいに違いないと、早速試してみました。

頭は事前に30分ほど塩で〆め、良く洗って一晩ピチットしておきました。
翌日それを深皿に入れ多めの塩と酒を振り、臭み抜きに生姜、ネギ、セロリーと一緒に蒸しました。
溜まった出汁も美味しいに違いないと、豆腐も入れて蒸しました。

予想以上に美味しいカツオ頭蒸しが出来上がりました。
カツオ独特の臭みは一切ありません。
塩を多めに振ったのが良かったのか、塩気が程よく効いて何も付けなくても美味しいです。
赤身のような重さもなく、白身と変わらぬあっさり加減です。
酒肴としてもピッタシな一品でもありました。






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