暇人おじさんのにゃんにゃんブログ

飲水思源、水を飲みて源を思う、今日も本物を求めて一万歩

ギーライス

2018-09-03 10:54:18 | 料理
最近インド料理の豆カレーをたまに作るのですが、これを食べると便通が良くなるようで、豆の威力を実感しているところです。
ベジタリアンが多いインドで、豆料理が盛んな理由が分かるような気がします。

と言うわけで今回も豆野菜カレーのマラバールサンバルを。
この料理は豆をベースに色々な野菜を加えますので、野菜の旨みがプラスされ大変美味しいです。
肉の入ったものよりこの方が純粋にスパイスの風味が堪能できるような気がします。

と言うわけで写真のようなスパイス、野菜を使いました。
写真には写っていませんが、冬瓜を茹でたものも加えました。
冬瓜はインド料理によく合いますね。

   

煮あがりはこんな感じ。

 

今回はこれに合せ、ギーライスを作りました。
ギーをベースに下記香辛料等で味を調えて炊き上げます。

 

さらに今回は、魚を合わせても美味しいに違いないと、最近急に出始め、今年は豊漁のサンマを合わせました。
丸ごとでなく、ワタを取って開き30分ほど塩で〆め、1日ピチットしておいたものを使いました。
インド料理としてはスパイスで香り付けして使うのですが、シンプルに何も味付けしない方がサンマの旨みがじかに味わえていいかなと、塩で〆た塩味だけで焼きました。

それぞれお皿に盛り合わせて完成です。



サンマは今秋初めて食べましたが、皮目の甘味が引き立ち、今までに食べたことがないほど美味しかったです。
1日ピチットして水分を抜いておいたのが良かったのかもしれません。
テレビで盛んに豊漁具合を喧伝しているだけありますね。
マラバールサンバルやギーライスとも相性ばっちりです。

マラバールサンバルには赤唐辛子を沢山使うのですが、今回は辛いので有名な郡上南蛮を使いました。
一昨年郡上方面の道の駅で何気なく買い、大変美味しかったので今年も購入したものです。



これが効いたのかきりりとした辛味が引き立ち、いつも以上に美味しく出来上がりました。
ギーライスは、ギーの脂気など一切なく爽やかな香りが楽しめ、マラバールサンバルやサンマの旨みの引き立て役としてばっちりでした。


さて、ギーライスが残りましたので、これを麻婆豆腐に合わせても美味しいに違いないと、
翌日麻婆豆腐を作りました。
今回は、先日神戸に行った時中華材料屋さんで買ってきた、塩水に漬けて乳酸発酵させた唐辛子、泡辣椒を使いました。
四川省では野菜の塩水漬け発酵食品を調味料として普通に使うようで、これらを使うと格段に現地の味に近づきます。



と言うわけで、今までとは違う辛味、美味しさに溢れた麻婆豆腐が出来上がりました。
泡辣椒の、辛味だけでなく乳酸発酵の酸味が味にきりりとした切れをもたらしているようです。
マラバールサンバル同様、ギーライスとも相性はばっちりでした。

 



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