エミリーのつれづれ

日々の暮らしぶりを紹介します。

早起きは・・・

2012年10月05日 | Weblog
        
                12月9日の奈良マラソンコース表
10月5日(秋晴れ)

スポーツジム仲間たちは12月のマラソンに参加するため、それぞれ、コースの下見や体調などの準備を始めています。そんな中で親しくしている友人2人はマラソンは初めてと言い、10㌔マラソンに挑戦するため、1か月ほど前の週末から当日の10㌔コースを早朝に歩いています。回を重ねる度にタイムを上げていると聞いていましたが、今朝はご一緒させてもらうべく5時過ぎに起床し、6時半にスタート地点を出発しました。

最近は「遅寝・遅起き」の習慣がついてしまっているので早朝の街・奈良公園など知りません。世の中はずいぶん早くから始動しているんだと再確認しました。
早足で街中を通過し、奈良公園を横切り、春日神社の森を通過し、大仏殿に着きました。ここまでで7㌔です。ここを1時間で通過しないと収容バスに乗せられるということですが、まったく走らず、速歩のみで私たちは14分遅れで、この地点を通過し、あとの3㌔も道路は上りでしたが、何とか完歩し、スタート地点に戻ってきました。天空には半分になった下弦の月がまだ見えていました。
         
      もみじや南京ハゼが紅葉し、銀木星の香も・・秋ですね

街中まで戻り、早朝から開いている温泉に浸かり、汗と疲れを取った後、また奈良公園に戻り、今日一日だけ御開帳の東大寺・勧進所に行きました。
勧進所内にある八幡殿で「国宝・僧形八幡神坐像」を、公慶堂で「公慶上人坐像」を、阿弥陀堂で「五劫思惟阿弥陀如来坐像」をお参りさせていただきました。
「僧形八幡神坐像」は奈良博の特別展「頼朝と重源」で見せていただいた時より、威厳と神秘性を感じました。「公慶上人」(平安末期、平家の南都焼き討ちで焼け落ちた東大寺伽藍は頼朝や重源の力で復興しましたが、またしても戦国時代の混乱のなかで損傷しました。それを再興したのが公慶上人です)「五劫思惟阿弥陀如来」は天文学的歳月(一劫は古代インドの単位で43億2千年)を私たちを救わんと思索し思考されたお姿で、アフロヘアのような髪型を持つ仏さまです。
普段公開されていないだけに多くの仏像ファンや信仰者が大勢来ておられました。私も以前より心待ちしていましたので、大変充実した一日でした。
     
振り向けば大仏殿の伽藍が。   東大寺・勧進所境内

     
左 公慶上人坐像 右 僧形八幡神坐像          五劫思惟阿弥陀如来坐像    

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