ペタンク

南フランス生まれのスポーツ、みんなと楽しんでいます。

京都迎賓館 2.

2016-04-30 09:31:46 | 日記

今回、見学日を事前予約しなくても当日並ぶと先着順に、
入館出来ると予備知識を得、
前回 応募して、はずれたので、
がぜん張り切り^^ 当日は8時半に到着。
でもすでに350名ほど並んでいました~(ガク
そして9時に整理券を配られ、10時の1回目は220名なので、
私達は、2回目の11時分220名なので整理券ゲット

そしてそれまで時間を潰し、
11時前西門集合、ついに入門。ワクワク
そのまま地下のガレージに進み、
空港のセキュリティのように、持ち物検査、
金属ガードをくぐり、また地上に上り、
正面玄関から見学開始^^


今回一般公開されたのは、この順番でした。

正面玄関…海外からのお客さまは車列を組んでこの正面から、
        入ってきてここで停車して、迎賓館長がお出迎え。
        ここで靴のまま入館。私達はスリッパに履き替え。
        正面扉は、樹齢700年の欅の1枚板を使用し、
         引き手は、組みひもの結び文様の七宝とのこと。

聚楽の間…ロビーor 随員の待合とかで調度品は趣の有る、
        椅子とテーブル。
         
夕映の間…会議、晩餐会の時の待合。
        東西の壁面は、日本画家の箱崎睦昌氏の下絵を基に、
        綴織で、「比叡月映」「愛宕夕照」縦2.3m 横8.6mが,
                  飾られてる.

藤の間…洋食の時の晩餐会120名、歓迎式典などに使用。
        晩餐会のテーブルセットが、一部セッティングされていました。
        正面壁面装飾は、日本画家の鹿見喜陌氏の下絵を基に、
        綴織で、四季折々の日本の草花が39種類も描かれています。
        縦3.1m, 横16.6m の織物です。天井も凄いです。
        西側の舞台は、
        人間国宝の江里佐代子さんの截金で飾られた舞台扉が設え、 
        舞や能、雅楽が披露されるとのこと。

厨房 … 清潔そうだけど狭いと感じました。
       恐らく京都の有名料理屋さんのケータリングをこちらで最終調理され、
       配膳されるのでは…

桐の間… 招待客がこちらに行く時は、にぶい黒色の陶板たたきを踏み、
       靴をここで初めて脱ぐのか、沓脱石が置いてあり入室し、
       和食の晩餐室24名。
        名工の漆塗の長~い座卓が設えて有り、
        一つ一つの座椅子も趣が有り、外国方でも脚は下に降ろして
        楽に座れるように、掘り炬燵風になっていました。
        入って右手に、長い床が有り、四季折々にあった床飾をされるようです^^
        京都のおもてなし神髄の発揮です^^
        そして京料理でもてなし、舞妓や芸妓さんの舞や琴を演奏されるとのこと。

庭園…名庭師が庭園と建物が一体となって調和するよう、
     池を中央に配し、建物がぐるりと囲み、
     また池を横切る廊橋からの眺めも素晴らしく、橋の天井にも昆虫の絵が描かれ、
     和舟も有り舟遊びも出来るとのこと。


勿論、一般公開されていない所も、もっともっと有るようです…

でも今回は、すっごく良い目の保養をさせていただきました、
どうしたらこんな素晴らしい施設に泊まれるんだろうと、
自分の立場を再確認… 
溜息ついて帰途についた私でした

コメント (2)
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