サンパウロの庶民的生活

わたしの半径1メートル以内で考えたことや感じたことをつづってみようと思います。

流行りの水筒

2014-03-19 05:47:04 | Weblog

学校の子どもたちなんかに需要があるらしいペットボトル式水筒。
一本3レアル(140円くらい)で、よく壊れるらしいけれど、買い替えるのに抵抗があるような価格でもなく、すぐに買い替える人も見られるらしい。
中の筒に水を入れて凍らすと、魔法瓶ではないけれど少しの時間は保冷できる。

秋爛漫

2014-03-18 06:26:43 | Weblog

 秋を知らせる春色のパイネイラ。
 お花見にもよさそうなピンク色。でも、お花見をしている人はまだ見たことはない。
 花が「落下」してくるせいかな。
 そういえばタンポポも一緒に咲いている。



イタリア移民の名残

2014-03-15 07:41:47 | Weblog

 特にイタリア人街と言われているわけではないけれど、確かに20世紀前半からイタリア移民が集住していたことで知られるモッカ地区。主に周辺の工場での労働者が集まっていたらしい。
 今はどんな人が暮らしているのかは分からない。でもやっぱり今もその家族や子孫なんかが多いかもしれない。
 特にグルメ雑誌で紹介されるほどの店が多くもない地域と思うけれど、案外とちょっと気になる新装されたイタリア系飲食店やらジェラート店やらが、目印の教会から入った通りにはポツリポツリと立っていた。



ピュアな人

2014-03-13 06:38:02 | Weblog

 浦島太郎の話はよくできている。
 この物語を移民の話に当てはめてみると、ある年齢で異国の地に行ってしまうと、その人は元の土地を出た時と同じ時代の故郷をまとって新しい土地で生活し続けたりする。今は飛行機の時代でしょっちゅう帰られるけれど、多かれ少なかれ、本当にどこか異国で生活していると、時々元の国に戻った時に浦島太郎現象が生じる。
 内面的なもので言えば、特に10代の学生のころに元の国を離れて異国で生活し続けるようになった人は、かつての土地で培われた文化面で、その人柄や雰囲気にピュアなものを持ち続けている人が多いと思う。多分、元の国の灰色がかった大人社会のレールには乗らなくてすんだので、ピュアなままの人間性が温存されやすいのかもしれない。そんな人は詩的なアーティストも多い。
「路上のカーニヴァル」

異臭のするバス停

2014-03-11 06:45:44 | Weblog
 
 メトロの駅からは歩いて遠いけど、バスは乗換えが簡単でバス停から歩いて目的地まで近いのでラッキーなはずだった。
 結果、日曜日は本数が少ない上、接続地点で30分待つことになり、それよりもツキがなかったかもしれないのは、バス乗り場のどこに移動してもアンモニア臭がついて回って服や髪にまで匂いが染みつきそうなことだった。
 こんなサンパウロに時々出会う。