サンパウロの庶民的生活

わたしの半径1メートル以内で考えたことや感じたことをつづってみようと思います。

チーズの営業じゃないけれど

2009-01-30 17:26:15 | Weblog
 ブラジルにあるチーズは何でもおいしい。ブラジル産もヨーロピアンチーズでも何でも売っている。エンゲル係数を考慮しても、それほど高くなく、少量摂取するくらいは体にもいいんじゃないかと思いながら・・・

 ブラジルのチーズで美味しいといえば、ケイジョ・ミナス。あっさりしたフレッシュチーズ。朝食にはぴったり。

↑ケイジョ・ミナス
 へケイジョンというクリーム状のチーズも庶民の食卓には欠かせない。

 そして、ブラジル産ではあるけれど、これまたメーカーを選べば美味しいのがパルメザン。もちろん輸入ものもあるけど、それほど味に差はない。単に粉にしてパスタにかけるのではなく、大きな塊を砕きながら食べるのが美味しいことを、サンパウロのイタリア人のパン屋さんで覚えてしまった。ワインなんかなくたっていくらでも食べれてしまう!!でも塩分が多そう。だから市場に行っても試食だけしてあまり買わないようにしている(ずうずうしい日本人です)。
 青かびチーズもイタリアパンと食べだすとやめられなくなりそうなことがあったけど、ある時、妊婦が食べるとよくないということを目にして真っ青に!そりゃあ、なんか毒な感じがする。胎児にカビが生えたら大変!ということで急に怖くなり、5年くらい前から一切口にできなくなってしまった。
↓ブラジルへの移民で2番目に多いというイタリア移民の影響でチーズ文化が豊かなのかな?と勝手に想像。


 さらに最近おやつでたまに買うのがリコッタのクリーム。ブラジルはフィラデルフィアのクリームチーズが量の割には高く、ちょっと買うのをためらってしまう。そこで目をつけたのがリコッタのクリーム。日本ではあまりなじみがないけれど、イタリア移民の多いサンパウロではリコッタがとてもチーズ売り場で幅を利かせている。ケーキにもクリームチーズ的な感覚で使われて、パン屋さんでも売られている。慣れるとクリームチーズより美味しいと思うようになってしまった。ブラジルでは価格もクリームチーズより断然お得。
 
↑リコッタのクリーム

 ふと思った。フィラデルフィアのクリームチーズってアメリカ由来かな?日本のクリーム状チーズはフィラデルフィアのクリームチーズって感じがするけれど、ブラジルではフィラデルフィアだけがクリームチーズじゃない。ほかにも色々とメーカーがあり、リコッタ、ヘケイジョンなどなど、美味しいクリーム状チーズがもっとバラエティー豊かだ。
 小麦に大豆にほかにも色々、、、クリームチーズまで日本の食卓はアメリカに進出されているのかなあ??

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