サンパウロの庶民的生活

わたしの半径1メートル以内で考えたことや感じたことをつづってみようと思います。

たまっていく宗教関係の本

2009-02-01 16:50:06 | Weblog
 ブラジルにいながら、なぜか家にたまっていっているのが日本に本部のあるさまざまな宗教団体が発行している本。オットがあちらこちらでいただいてきたり、どこからか持ってくる。そのくらい日系の宗教といわれる宗教がブラジルにも拠点を置いている。
 おまけに近所のブラジル人にも、ある日系宗教のオリエンテーションに行ってみたらいいと勧められてしまった。なんでも、無料の針治療も行ってくれるとか・・・ブラジルの人に日本の宗教団体を紹介されるなんて夢にも思っていなかった!
 
 どんなジャンルでも家に新しい日本語の書物があると読まずにはいられない(ポルトガル語書物は、読むのに100倍時間がかかるし、なんてったって心に言葉が響いてこない。)。過去には見向きもしなかった宗教関係の本でも目を通すようになった。どの団体の本もたいていは生きることについてを考えさせられる話がのせられている。結構いいお話ばかりだ。
 どの宗教でも教祖って言われる人は特にやっぱりすごかったんだなあと思う。一言で言えば、ほんとうに生死の間をさまよったような経験があるというのだろうか。
 いろんな思想団体の本を読み比べるのも興味深い。どれも表現が違うだけで、前向きに生きられるような編成になっている気がする。
 
 いつの時代も生きることについて自分自身で考えてみる時間って貴重だと思う。その点、宗教団体の本は結構そのための知恵を授けてくれるもんだなあと思うようになったこのごろ。

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2 コメント

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Unknown (yuka)
2009-02-09 02:49:27
宗教の本ってのは確かにどれも良い事を書いてるよねえ、同感です。 でも宗教が争いの原因になるのは問題。
海外に住んでると宗教が日常に根付いてる部分がどうも理解しがたいときがあるなあ。どんな感覚なんだろうって…。
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う~ん・・・ (emilia)
2009-02-09 17:15:28
 そうだね、異文化に入ると彼らの信仰が不思議に見える。
 今の日本は神様を信仰しないような感じのところが宗教になっている感じがするなあ。多分、先進国って言われている国でさえ、今も日本の多くの人よりは神様を信じている気がする。どんな神様でもいいから見えない存在を信じるのって、やっぱり生きる強さになると思うようになってきたこの頃。
 紛争地帯の宗教問題、興味深いし、奥が深そう。
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