サンパウロの庶民的生活

わたしの半径1メートル以内で考えたことや感じたことをつづってみようと思います。

肉屋でも販売される干しダラ

2009-04-05 18:08:43 | Weblog
 今、キリスト教の習慣で聖週間に入った。復活祭の前の一週間前ということです。
 キリスト教徒は、本来、カーニバルが終わってから復活祭まで肉を食べない習慣があるそうで、その代わりに魚を食べるのだとか。
 今は慣習化しているけれど、やっぱり聖週間は魚料理がよく食べられるようです。
 肉屋でもなぜか販売されている干しダラ。肉が売れないとなれば、魚も売ってしまうのがすごい!もっとも、買いたい人がいるというニーズに応えてのことなんだろうけれど…
↓干しダラ

 干しダラは1キロ20レアルくらいから60レアル以上するものがあって、3倍、4倍値段の差があるけれど、何が違うか今一不明。干しダラ料理は、教えてもらったことがなく、自分で作ってもうまくいったことがありません。だから、高いし、今一上手に料理できずにおいしくないし、買うのはやめることに。

 タラに比べて断然安いカッソンという魚の、さらに安いぶつ切りにしたもの1キロと、コリアンダーの葉っぱで風味豊かな自家製ムケッカの方がよっぽどおいしく、聖週間であるので、以前から子どものリクエストもあって昨日は作りました。ほんとは、このスープにマンジョッカの粉を混ぜて作るピロンが絶品!
↓カッソンと材料

 ケイジョ・ミナス(ブラジルでよく食べられるチーズ。あっさりとおいしい)をデザートに!ブラジル的夕食の一日でした。

↑柿とあわせてみたけれど、甘さが足りず(チーズの味に負けて)物足りなかった。