サンパウロの庶民的生活

わたしの半径1メートル以内で考えたことや感じたことをつづってみようと思います。

漢字の表

2009-02-03 17:31:39 | Weblog
 子どもの通う公立幼稚園は、ポルトガル語話者の家庭の子どもたちが通う。各クラスに1人か2人、たまに日系人かな?と思うような子どもたちがいる。でもみんなメスチッソ(混血)のように見えるし、すでに日系4世以降で、ブラジル人と違和感なく生活していける術を身に付けている。

 先日、クラスのお友達が家に来たとき、家に張ってある小学校一年生の漢字の表をコピーしてほしいと頼まれた。さらにその前、別のお友達のお母さんにひらがなの表をコピーしてほしいとお願いされた。
 多分、サンパウロなら本屋さんとか日本語普及センターという場所なんかがあるし、それくらいの表は売っていると思うけれど、日本文化になじみが薄い人にとっては、そんな表を探しに行くのも一苦労するかもしれない。でも、みんな日本語には興味がある(からこそ私と付き合ってくれる??)ようだ。どうも、英語なんかより興味を持っている。
 ほんとうに日本の文化に興味を持ってくれるブラジルの人たちがいる。漫画やアニメの普及によるものかもしれない。
 さらに伝統的な日本文化を知りたい人も少なくない。でも、私もどのくらい日本の伝統を身に付けているかというと・・・せめて母でもいればいいけれど。
 何が言いたいって自分でもよく分からないけれど、日本文化圏出身の私にとっては、やっぱり日本のことに興味を持ってくれるのはすごく嬉しい。

↑上に方には節分の絵。ちょっとでもブラジルで日本を思い出そう!