風の森in開田

美味しい空気と素晴らしい景色が毎日のご馳走。
霊峰・御嶽山の麓での高原暮らしの独り言・・・

去年より美味しい・・・

2010-01-15 06:55:52 | 独り言

               

 風の森in開田・・・午前6時 -12,5℃

 

裏の土手に出来た雪紋・・・よう波の形なんかは出来るけど、こんな形は珍しいかも?

昨日は陽差しが出て来たなぁと思うたら、又雪が舞うたり。

相変わらず気温は低いままで、一日中ストーブを焚いとかんとすぐ冷えてくるんよね。

 

相変わらずモノクロの世界・・・

木々が芽吹いて新緑の山々や、桜が咲いた柳又はどんなんやったかなぁ~と懐かしゅうなる。

 

 

昨日はどんど焼きの日・・・毎年欠かさんと見に行って、厄落としの福を貰うて来てたんやけど。

お隣さんが前日から、行くんやったら迎えに行くよ!って嬉しいメールくれてはって、

けどまだ腰は本調子やないし、雪の中じっと立ってるのは辛いし・・・

ましてや厄落としに参加して、福を拾うたりするのはもっと無理。

どんどで焼いて貰うしめ縄だけをお願いして、家でお留守番・・・

時々は晴れ間もあったのに、ちょうどどんど焼きや厄落としの時間には吹雪いて。

やっぱり行くの止めて正解やったかも。

 

写真が撮れへんかったので、去年のを・・・ 

どんど焼きにはしめ縄やお習字やダルマを・・・

このどんど焼きの火が収まっておき火になったら、その火でお餅や繭玉を焼いて食べるんです。

これを食べると一年中風邪を引かずに、健康で過ごせると言います。

繭玉は米粉に甘味をつけて、食紅で色をつけて丸めて柳の枝に挿してあるんですよ。

     

 

厄落としは、お隣さんのブログから得た情報によると・・・

去年生まれた赤ちゃん(1歳)、数え年の7歳、女性の19歳、男性の42歳、60歳の人。

集まってる人の前に後ろ向きになって、お菓子やみかん、日用品や文房具などを投げます。

中には小銭(て言うても、去年は500円玉もあったんですよ~!)を投げる人も・・・

こうして厄年の人は厄を投げてみんなに厄をとって貰って、拾った人はそれが福になると言う。

次の2枚の写真はお隣さんのをおかりしました。(昨日の実際の厄落としをしてるとこ)

     

うぁ~っ!今年は仰山の人やってんや~拾う人も去年より多い?

右の写真のように、拾う方の争奪戦は中々激しいモンがあるんですよ。

開田には末川・把の沢・西野と3地区あって、その中で又集落に分かれてるんやけど、

このどんど焼きや厄落としも地区それぞれで・・・どんど焼きが無い地区もあるとか。

こういう行事はいつまでも残しておいて、子供達にも何気に伝えて行って欲しい物ですぅ。

 

夕方私は家でぬくぬくしてたのに、お隣さんがわざわざ福のお裾分けを持って来てくれはって。 

     

折角大変な思いで(?)獲得した福やのに・・・アリガタヤ・アリガタヤ

繭玉も前夜遅くに作っらはって(去年も)、エライッ!

焼いた繭玉はこのままストーブの火で炙って頂きました。柔らかくて美味しかった~!

去年もどんどの火のそばで、焼いたのを食べさせて貰うたんやけど、

ホンノリ甘くて今年の方がずっとずっと美味しく感じながら、どうしてなんかを噛み締めながら。

 

 

久し振りに粕汁~!

私は粕は薄めでお味噌を隠し味に入れます。フハフハ~~~あったまるぅ~~~