風の森in開田

美味しい空気と素晴らしい景色が毎日のご馳走。
霊峰・御嶽山の麓での高原暮らしの独り言・・・

旅行記その3・・・

2009-03-29 06:43:06 | おでかけ

             

 風の森in開田・・・午前6時 -6,4℃

 

青春18きっぷの旅、最終章・・・  そんなエエもんかいな?

誰や! やっと終わるん?・・・て言うてるのは。

 

旅の3日目は、長谷駅から江ノ電に乗って鎌倉へ戻り、

この時から、ちゃんと区間分の切符を買うた訳で・・・

鎌倉駅からJRで一駅の北鎌倉で下車、お寺巡りです。

 

最初の写真は円覚寺、「えんかくじ」かと思てたら「えんがくじ」やそうで・・・

鎌倉五山第二位の、格式ある禅寺やとか、

そう言うたら、土塀に刻まれた線が5本あったなぁ。

ご存知やろか? お寺の土塀に刻まれてる横線が格式によって違うのんを・・・

5本が一番格式が高かった筈、 3本のとこもあるので機会があったら見てみて下さい。

 

駅を降りたら徒歩1分、すぐ目の前に緑の木立に囲まれてお寺があり。

写真の山門は、漱石の「門」や川端康成の「千羽鶴」などにも登場する円覚寺のシンボル。

その本は読んだことないけど・・・、 重厚さに圧倒されました。

鎌倉彫発祥の地と言われる円覚寺、山門の彫り物もそれは見応えがありましたよ。 

            

仏殿にはご本尊の宝冠釈迦如来像と、天井に白龍図があって・・・

白龍図は中々迫力あり!

 

 

国宝の梵鐘と、名前の知らないキレイな花・・・

傍に来はった人はトキワスイカズラ?と言い、私はマンサクに似てるて言うてたんやけど、

帰ってネットで調べてると、ベニバナトキワマンサクなんやって!二人合わせて正解!

この梵鐘の所まで行くには何段か数えんかったけど、石段を相当登りましたえ。

その代わりご褒美に・・・

ハッキリ・クッキリやないけど、富士山が見えました~! *

 

お連れさんが富士山を見て、「御嶽山は見えへんかなぁ」て呟いたら、

横にいてはった男性の方が、クスッ! そんで私等に「長野県からですか?」って。

なんでか言うたら、その方の奥さんも「赤城山が見えへんかなぁ」て言わはったんやそうで・・・

あ~~~群馬県から来てはるんや!・・・と判った次第で、

みんなおんなじ事考えるんやなぁ~と、変な納得。

 

 

次は鎌倉五山第四位の古刹、浄智寺・・・花の寺って書いてました。 

  鎌倉唯一の中国式山門やそうで・・・美しい~!

花の寺と言われるにふさわしく、春本番ではないけどそこここにお花があって。

 

ムラサキハナナとシャガ・・・

        

斑入り椿と、珍しいバイモ・・・バイモは葉っぱで判るようにユリ科で中国原産。

わたしも実際に見るのは初めてで、エエものが見られました。

 

 

次が笑えるんよ~  ねっ!ねっ!

 布袋尊(ほていさん)・・・

なんともユーモラスぅ。

人差し指は一体何を差してはるんやろ・・・布袋尊に聞いてみたい。

 

そろそろお昼ご飯の心配が、頭をよぎって・・・

昨日のコメントにも書いてくれてはったように(決して感謝の気持ちはあらへんけど)、

私はやっぱり食べる事に貪欲なんやろねェ、自分でも認めますぅ。

多分私が生きてる意味の半分は、食べることかも知れへん。

 

お店は本で調べてた、かまくら口悦・・・

ランチは11時半からやって、あと10分ほど早かってんけど暖簾も出してあったし、

入ってみたらもうお客さんが2組いてはって・・・今回はすんなりとご飯にありつけて、ほっ!

けどそれから次々お客さんが来はって、瞬く間に満席!

 

後の事を考えて(?)、お腹に優しい温石(お雑炊膳)を注文・・・

 

お雑炊と言うかたっぷりお粥に、大好きなあおさが仰山入ってて嬉しい~!

お粥には醤油味のあん・お漬物3種・イクラと、色々なものがついててトッピングして食べます。

美味しかったし、お腹もいっぱいですぅ。

 

最後に東慶寺によって、お寺巡りは終了! あっ、ひとつ参り損ねたのが瑞泉寺・・・

家でアルコール度数43度の泡盛瑞泉を時々頂いてるので是非寄って来たかったんやけど、

寄ってくる時間が無くて・・・残念!

 

電車の時間まで、心残りやったスウィーツを食べに入って・・・

これがお昼を食べるときの、後の事を考えて・・・やったんですぅ。

桜紅茶渋皮モンブラン・・・

桜の香がほんのりィ~、ん~~~余は満足じゃあ。

 

 

13時1分の電車に乗って、6回乗り換えて木曽福島着・・・

開田行き最終バスで、無事我が家に到着~!

今回の珍道中は背丈も凸凹コンビなら、年齢も二人合わせてナント135歳!

何回もの乗り換えも、お喋りしてたら全然苦にならへんかったしネ。

 

それよりも喋ってて、降り損ねそうになったんが一回、

反対方向の江ノ電に乗りかけて、慌てて飛び降りたんが一回

その度に恥ずかしいやら面白いやら・・・みんな楽しい旅の思い出ですぅ。

又、行こねェ~!  

本人達には楽しい旅の思い出でも、読んでる人には・・・?

長々とお付き合いして貰て、ホンマにありがとうございました。