風の森in開田

美味しい空気と素晴らしい景色が毎日のご馳走。
霊峰・御嶽山の麓での高原暮らしの独り言・・・

懸魚って・・・?

2007-04-03 07:34:00 | 開田の風景

            

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昨日は一日中黄砂がすごく、景色全部が白く霞んでいました

これで雨が降ったら・・・と思うと

先日の黄砂で汚れた窓ガラスを拭いたところなので・・・

 

郵便局と役場に用事があり、まず巡回バスで家の前から、

郵便局の前までバスを横付け。(木曽っ子号と名前がつきました)

まるでバスが自家用車みたい・・・

用事を3件片付け、帰りのバスが来るまでその辺をウロウロ・・・

(さっき乗って来たバスが折り返して来るまで20分ほど)

 

上の写真はその時撮った写真です。多分集会所だと思います。

昔からの伝統的な建物で、どっしりとしてとても良い感じ。

 

  蕎麦の製粉所です。

手前に水車小屋があり、中には粉を挽く装置もありますが、

今も使われているのかどうか、分かりません。

 

これらの建物は開田の昔からの建て方で、

大きな一枚屋根が特徴です。開田には山下家住宅という

江戸時代の屈指の資産家の家が保存されており、

本棟造りで破風懸魚(げぎょ)が特徴とか。

懸魚とは神社仏閣の屋根に取り付けた妻飾りのひとつ・・・とか)

 

日曜日のブログに載せたお蕎麦屋さんの「霧しな」もそうですが、

屋根の正面に、懸魚(げぎょ)がついてると立派に見えます。

肝心の山下家住宅の写真を撮る時間が無く・・・

現在残っている普通の家も、平屋で面積が広く、

同じく大きな一枚屋根には変りがありません。

 

郵便局からまたバスに乗って、次は家を通り越して役場まで。

国民健康保険に加入の為の手続きです。

退職してから1年間は任意継続の健康保険に入っていましたが、

新年度から国民健康保険に変更することに・・・

役場の中に入ると、人事異動があったのか見慣れぬ人の顔も・・・

これも春を感じる風景ですね!

 

役場からすぐ近くのNさんと、15分程のOさんのお宅に寄って、

帰りは歩いて家まで・・・でも手ぶらでは帰りませんよ!

途中またまたスーパーの袋に3分の1程、蕗の薹を収穫!

そろそろ沢山たまったので、蕗味噌作りをしなければ・・・

 

日曜日の夕食です。    

左がMさんに頂いた初物の筍と、Mさんに頂いた新ワカメの煮物。

初物と言うことで、東を向いてワ・ハッ・ハッ!

言いません? 初物を食べたら東を向いて笑うと長生きするって。

今まで随分と東向いて笑って来たので、

もう化石になるくらいかも・・・

誰ですか? もうすでに生きた化石って言うのは・・・。

 

一番右は納豆長芋のたたいたのネギです。

ネバネバ+ネバネバ=健康×2・・・

これ以上健康になってどうするの?なんて言わない・言わない。

 

左下はニンニクの芽と牛肉の炒め物。

ニンニクの芽、大好きです。

ちょっと臭いますが誰に迷惑かけるでなく・・・

右下はぶりのトロ部分。表示はぶり大根用とあったのですが、

それにしては身が良すぎる・・・

(ぶりと大根を食べるか、ぶりのだしで大根を食べるかなんですが)

それで腹のイイ身だけを塩焼きにして、残りは大根を炊くつもり。

ちょっと食べすぎ?=kamo

 

 

またまた秋元 康さんの本から、「かわいげ」について・・・

かわいげ」と言うのは評価する側の「優越感」・・・?

相手に「かわいげ」があるのは、

自分が相手よりも優越感を満たした時で、(例えば子供に対して)

対等の図式になった時優越感は味わえなくなり、

(例えば相手が何もか完璧に出来る人だったりして)

かわいげ」も消える。

そしてそれは「かわいげがない」とつぶやいている自分の

敗北宣言でもある・・・と。

私は今、この逆の場合を考え中・考え中