女医EMIのJOY HAPPY LIFE

旅行・映画・イベントなどとにかく遊びが(遊びも)好きな毒舌ママ女医EMIが楽しくすごす毎日のエッセイ。株もはじめました

貧乏子沢山について

2013-05-18 03:40:24 | Weblog

最近、気になっているのが貧乏子沢山を売りにした人の話。ビッグダディとか1回か2回くらい番組見たことあるんだけど、元嫁の暴露本、、、読む人がいるのが不思議。でも結構ドぎつい内容のようなのに、出版イベントに子供を学校を休ませて連れて行く、、、というのはすごい。小さい子は普通に笑って記事の写真撮られてたけど中程度の年齢の子はやや微妙なお顔でうつっていました。まあね、、、ヌードだとSEXの話が書かれた母親の暴露本発売会なんて、どんな顔していいか微妙ですよね。

昔、友人にすすめられて読んだ(しかも買い揃えた)マンガに「山田太郎物語」がありますが、これも貧乏子沢山家庭の話。ド貧乏な家庭だが子供達が大変見目麗しく正しくちょっとがめつく?育っており美形なために周囲からはお金持ちの子供に見えるという内容。

父親は売れない画家でたまに日本に帰国しては子作りしてまた海外に絵を描きに行く。妻や子供達がどう生活しているか、生活費をどうするか、全く考えておらず、生活費も渡さないで帰国したらご飯だけは食べて行く。

母親は昔はお金持ちのお嬢様だったから金銭感覚が全くなく、病弱でごめんとか言いながら働かずに自宅でたいていゴロゴロ。子供達が必死で稼いだり拾ったお金をヘソクリで隠していたのを必ず偶然発見し、誰にも相談せずに変な置物とか変な宗教グッズを買ってしまい食費や給食費がなくなる。

子供達はしっかりしていて、倒れる寸前のボロ家に住み、自分たちでパンの耳や売れ残りの野菜をもらってきたり、旧友のお中元の余りを恵んでもらったり、野良犬を捕まえて食べようとしたり。もちろん学校の制服も古いのをタダで貰い繕ったりリメイク。バイトもして何とか稼いだお金を給食費に保存。

マンガだから苦笑とともに読めるけれど、リアルにいたらこんなクズすぎる両親、ムカムカしそうです。マンガでは愛はたっぷりという設定だけど、愛してたら食べるに困った妻子を置いて生活費もわたさず自分だけお金かけて海外に行くか?病弱を言い訳に働いていないくせに食べ物に飢えている子供の給食費を聞きもせずに「神様が恵んでくれたんだわ」なんて食べられないような下らない雑貨に使いこんで子供の調達した食べ物を食べて生きるか?そして(正確な人数は忘れたが)10人近い子供がいて生活に四苦八苦しているのにまだ子作りして赤ちゃんを生んでしまう。そしてその赤ちゃんの世話や食べ物調達はまた子供任せ。

愛があるとは思えない。

貧乏子沢山で清貧というイメージがあるのかもしれないが、普通はせいぜい3人とか、自分で面倒見れる範囲で作るべきだと思う。

無計画に作っといて「子沢山で大変だから生活保護にして」なんてのは計画性のないだけのただのバカだと思う。

もちろん、面倒見れる範囲と思って一人二人作って本当の病気でやむを得ず生活保護とかは仕方ない。お金持ちがたくさん作るのも良いことだ。

でも昨今の貧乏子沢山のテレビ番組にはあまり共感出来ないなあ。見て楽しく節約の勉強でもするというよりは、「自分はここの家よりはマシ」と見て安心したい人しかいないんじゃなかろーか。すごい幸せな人は見ないよなあと思う。



最新の画像もっと見る