診療所の怖い話

んと、、、私の働く病院、病院から外来を切り離して、診療所というのを作りました。今まで病院や診療所を建てた事のないデザイナーを雇ったらしい。診療所といえ、もちろん自分の病院から医者が行くわけで。炎天下のした、100m以上歩いていきます。お金が儲かるなら、従業員のために地下通路でも作って欲しいよ、、、。うっかり今までどおり病院にきた患者さんには診療所までテクテク歩かせてますが、車椅子の患者だと大変なので、そういう特殊患者運搬車という小さなバンを買っています。が、基本、呼んでもすぐ来ないので、暑くて患者さんも嫌気がさすようです。

患者運搬車の運転手は、不在の時間もあります。かなり微妙です。

目玉として事務によると2000万円のオブジェがありますが私のような一般人にはその価値は分かりません。

エレベーターが3つあるのですが、とても小さい。小さいと安い。うち１つは車椅子でも入れるサイズ。でも！ストレッチャー（病院でよくあるベッドみたいなキャスター付きのヤツね）は入らない。寝たきりの患者はどう動かすんだ？という感じですが、、、。背負って階段を4階まで上り下りするのかと思いきや、実はこの車椅子用エレベーター、中の板をとめてあるビスと仕切りを外せばストレッチャーが入るというウワサ。使ってるとこを見たことはないけど。でもさ、、、、乗る時にわざわざネジ巻きもっていちいち取るのか、、、、？最初から大きいの買えばいいじゃん、と言ったら、そういうのは高いんだとか。

オブジェよりエレベーター。。。

しかも。診療所で急変した患者をストレッチャーで病院に運ぶ時。患者運搬車が出たけど、車が小さくてストレッチャーが入らなかった！（苦笑）ストレッチャーにあわせて大きい車を買うか、車にあわせて小さいストレッチャー買いなさいよ、、、買う前に分かることなのに。

診療所オープンした初日、診察室に診療ベッドがなく、寝てお腹を診察とかはできない状態のブースが2つもあった。岩の前に診療ベッドを買ってくれよ、、、。しかもゴミ箱とかがなく、適当に袋にゴミを捨てていた。1週間後くらいにはゴミ箱を揃えてくれたけど、順番がおかしい。

しかも、吹き抜けにしたせいで患者の待つスペースがなくなっている。微妙じゃない？

事務系のグチも聞いてるけど、休みがないのに病院事務も診療所事務も兼用させられたり、3日しかない夏休みのうち半日を出勤させられたり、、、大変です。

物理療法室だってリハ師がいなくて事務の女の子がみようみまねでやってるんです。

病院の方の画像室も、人員を診療所にとられて、一人しか残らないから、機械はあるのに午前はMRIだけ、午後はCTだけを撮影することになりました。結構大きい病院で、患者の数が減らないのに、写真を撮れる患者が半数に減るなんて、、、

いる人材を使い倒すんじゃなく、新しく増やしてほしい、、、、（T０T）