最近の読書感想です。
ジェリー・メイヤーの「アインシュタイン150の言葉」。結構トンチのきいたこと言ってました。「人間の邪悪な心を変えるより、プルトニウムの性質を変えれほうがやさしい」「どうして自分を責めるんですか?他人がちゃんと必要なときに責めてくれるんだからいいじゃないですか」「知識には限界がある。想像力は世界を包み込む」「死はいずれやって来る。それがいつかなんてどうでもいいじゃないですか」「常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう」などなかなか面白いことを言ってます。楽しいから読んでみて下さい。
田村由美さんの「ベストセレクション」。きねづかんが気に入ってます。ガーナには、年寄り一人亡くなるのは図書館一つ無くなるのと同じだということわざがあるらしいけど、そう言ってもらえるくらいの知識は持ちたいものです。ぐうたらしてるだけの人はその価値はないと思うから。
ハイドン・ミドルトンの「最後のグリム童話」。かなり面白い。ただ、童話一つ、ヤーコプ(グリム兄)の子供時代、ヤーコプの老後、の3つの話が同時進行だから多少読みづらくて惜しい。でも面白かった。
石崎洋司さんの「恋のギュービッド大作戦」。黒魔女シリーズ読んでたけどほのぼのしていて良かったです。
西森博之さんの「お茶にごす。」。美人部長が良いなぁ(笑)ラストがやや物足りないけどハッピーエンドで良かった。
東野圭吾さんの「使命と魂のリミット」。珍しく医療もの。医療ミス疑惑やその医者と死んだ患者の妻の結婚など、読ませます。
マドレーヌ・シャプサルの「この世でいちばん美しい愛の手紙」。サルトルやコクトーのラブレターが読めてなかなか面白い。
高河ゆんさんの「クロニクル」。こわい。我が身大事な人に、自分の血が血清だと全ての血を抜かれそうな気がする。いつ次の巻が出るかわからないから古本屋行きにします。
大宰治さんの「ヴィヨンの妻」。個人的にはいまいち。
大宰治さんの「グッド・バイ」。未完なのが惜しい。怪力キヌ子の未来が気になった。
安西篤子さんの「義経の母」。義経好きにはヨダレもの(笑)長いけど良かったですよ。
小川洋子さんの「博士の愛した数式」。忘却の時間とか気になるけど、流れは泣けて良い。素数とか数学の美しさが好きな人にオススメ。
ジェフ・ヌーンの「未来少女アリス」。アリスと人形のスリアの話で、ギャグのきれっぷりが本当に不思議の国のアリスみたい。アリスファンにオススメ。
気が向いたらぽちっとしてください。それぞれのランキングは参考になります。
↓
みんなもいろいろ当たるかも?応募してみてください☆
↓
あとこれ、応募してみて~。当たるかもよ?
↓