えみち刑事(でか)の事件簿

日々のことを綴る日記
最愛の家族「ルナ」
との思い出が詰まった大切な日記です

このブログは・・・

愛犬ボストン・テリアのルナ (2007.2.8-2018.12.19) との思い出が詰まった大切なブログです。 もうルナは私のそばにいないけど これからもブログは続けていきます。

『殺人の門』 東野圭吾

2007-05-10 08:36:42 | 東野圭吾さん
この小説いろんな意味で重かったです・・・
分厚くて本が重たかったのもあるし話を読んでいると
気持ちが重くなってしまうというのもあったし

読む前にKに恐い話だとかmixi友だちのopeさんに
読んでいて不快になるみたいなことを聞いていてました

私もかなり不快な気持ちで読み続けました
途中で読むのを止めたいと思ったのは初めてです

私の簡単なあらすじです

幼い頃は歯科医の父をもちお金持ちの家庭の田島和幸は
豆腐店を営みごく普通の家庭の倉持修と小学校で出会い仲良くなる
和幸の裕福な生活の裏には父と家政婦の不倫等があった
祖母が急死し世間から嫁が姑を毒殺したのではないかと
噂が流れて父親の歯科医院は患者が減り始める
和幸はこのことをきっかけに殺人に興味を覚える
結局両親は離婚して和幸は父親の元に残ることを決意する
そこから階段を急降下するように和幸は破滅の人生を歩む
そこにはいつも倉持修がいた
倉持を何度も殺したいと思う和幸だったが
いつも殺す手前で殺意が失せてしまう・・・


主人公があまりにもまんまと倉持修の思い通りになって
不幸になっていく姿が情けないやら腹が立つやらで
気持ちよく読むことなんて出来ませんでした
和幸が自分の昔話をしているような書き方に
最終的に和幸と倉持にはどんな人生が待っているのか
気になって最後まで読むことが出来ました