えみち in East Lansing, Michigan

Michigan State U. 大学院生えみちの怒濤の日々。(読逃&アドレスを第三者に教える事はご遠慮下さいませ)

カリヨンコンサート@Beaumont Tower

2007年07月25日 | MSU
MSUのキャンパスにはBeaumont Towerという
カリヨンタワーがメインライブラリーの向かいにあって、
キャンパスのシンボル的存在なのですが、
今日はそのコンサートに行ってきました。



カリヨンってのは決まった時間になると
荘厳な鐘の音色がリンゴンリンゴン鳴るアレです、アレ
(全然説明になってないなこりゃ。。
私の中では巨大オルゴールというイメージだったので、
あらかじめプログラムされた音色以外も奏でられるとは驚き
水曜日はインターンもないし、お仕事の方もオーダーがなくて
割と暇していたのでブラブラと出かけてみました

20分前くらいに到着したけどまだ準備ができてないらしく、
タワーの周りのちょっとした広場のベンチに皆腰掛けている。
私もそこに座って待っていた。
というのも、「コンサート」というからには
タワーの中に入るもんだと思ってたから

でもそれは私の全くの思い込みでした。。
私達を外に座らせたまま唐突にコンサートは始まったのです。
確かに。。カリヨンの音色は遠くまで届くから
何も中に入る必要はないよね。。
気がつけばタワー前の広場だけでなくもう少し離れた芝生にも
ピクニックよろしくたくさんの人が座ってまたは横になって
音色を楽しんでいた

全8曲が演奏されました。
カリヨンのための曲もあったけど、ムーランルージュとか、
ウィンナー・ワルツとか著名なものをカリヨン風にしたものも
演奏されたのでなかなか面白かったです

演奏が終わった後はいよいよカリヨンタワーを見学
わーい、楽しみ!

急な階段を登っていくと4F部分に演奏台というか演奏席?があります。


これがその演奏席。両面から見てみた写真になってます。

ここでカリヨンに関してまた誤解してたことに気付く。。。
いや、ほら、鐘、ベルだからさ、ハンドベルみたいに。。
演奏者の人がひとりでいくつもベルを手に持って動かすのかと。。。(爆)
まあ、確かにそんなやり方だったらあんな複雑な旋律は無理か。。
実際はこの写真の通り。
手と足のふたつの鍵盤があってパイプオルガンみたいです。


こうやって演奏する。この方、カジュアルな装いですが音楽学部の教授です。

さらにもう1F上がってみると演奏席から操作している鐘が見れます。


MSUのこのカリヨンには全部で49個の鐘があるそうです。演奏席の鍵盤に繋がっています。

今まで知らなかったことばっかりだったので面白かった

それにしてもこのタワーひとつが大きな楽器なんですね。。
スケールの大きな話だ。。