おぉ~、いつのまにか11日が過ぎちゃってましたね…
はい、ブログ開設二周年です
目標の300記事達成はやっぱりできませんでした
しかーし
陸上大会は有言実行でしたよ
5年男子ハードルで見事優勝ゲット
校長さんから大吟醸1本せしめました~
運動会が重なっていなけりゃもうちょっと練習できたかな…って、言い訳はダメですね
与えられた条件で勝負しないとね
子どもたちはよく頑張ったと思います。
運動の苦手なRくん。小さい頃のオイラを見ているようで…
給食当番でも、重たい食器は絶対持ちません。パイプ椅子の片付けをさせても、両手で2つ同時に持つことができません。
そんな彼を、オイラは100mの選手に選びました。「苦手だから…」とやる前から逃げてしまう彼の心のベクトルを、なんとか前に向けてみようというチャレンジでした
オイラの練習メニューはRくんにはとってもハードです
それでも、ほめてほめてほめまくって、目標をスモールステップで上げていくことで、日に日にRくんも「その気」になってきました
(この「その気にさせる」ってのが一番大事なんです
)
100m走るのに27秒かかっていたRくん。1ヶ月の陸上練習を通して自己ベストタイムは20秒台まで上がりました
1ヶ月で100mのタイムが7秒短縮
「このペースで行くと2ヶ月後には世界記録だな
」なんて話を向けると「そんなのムリっす
」なんて言いながらまんざらでもないRくん。確実に走るときの足音が変わっていることを一緒に走っているクラスの仲間は知っています。Rくんの変化は家の人にも伝わっていて、陸上大会本番ではお父さんお母さんおばあちゃんが最前列で声援を送っていました
本番のタイムは19秒8。ついに20秒の壁を破ったRくん
お母さんとおばあちゃんはすごく感動したそうで、先生ありがとうありがとう
って何度も感謝の言葉をかけていただきました
走ったのはRくんですよ、ここまで練習をがんばったことをほめてあげてください、と言うと、「あのRでも、変わるんですね~…
」とポツリ。
そうそう、変わるんですよ。やればできるんです
大会記録更新や入賞を果たす「日の当たる」子どもたちを育てる一方で、こういうRくんのようなエピソードも残せるから、小学校の陸上指導はいくつになってもホントに楽しい
来年赴任する県にも、こういう大会あるといいなぁ…
さて、ずいぶん早起きで綴ってきましたが、実は今日が運動会当日
これから当日準備に出撃です
今年は体育行事ひとつも雨降らせてないっ
体育主任の日頃の行いのよさ、でしょうね…
(9月から本当にがんばってきたもんなぁ~
)