松山櫨(はぜ)復活奮闘日記

失われてしまった松山櫨の景観を復活させようと奮闘していく日々の記録。

櫨から試されるとき

2013-06-24 10:03:00 | 櫨伝導への道


春から夏にかけて、梅雨時はできるだけ櫨には触らない方がいいよ、と言っています。


 

成長が盛んな季節には、樹液に含まれるウルシオールというアレルギー物質のおかげで櫨マケする人がいるからです。

 

一度櫨マケすると、なかなか櫨を好きになってくれないものです。

 

私はよく櫨マケしませんか?と聞かれますが、私の場合は櫨マケしたことはありません。

 

でも、今まで櫨マケしたことがなくても、これから櫨マケする可能性はあります。しょっちゅう触ってますから。

 

もし櫨マケしたら、私は櫨を嫌いになるでしょうか?

櫨の活動を辞めてしまおうと思うでしょうか?

 

そんな時、ある友人の言葉を思い出します。

 

その人は大の猫好きで、子供の時から猫と一緒に寝ていたそうです。ところがひどい猫アレルギーで、医者からは猫を飼うなと言われたそうですが、従いませんでした。アレルギーの症状がひどくなると、薬を飲んだりして猫と一緒に寝ていたと言います。

 

大人になってから、私がなぜそのように頑固に猫を飼ったのかと聞くと、その答えはこうです。

 

「子供の頃、自分にはどうしても猫が必要だったから。」

 

もっとも、愛貓と違って私は櫨と一緒に寝るわけじゃないですから、そこまで深刻じゃありません。

 

ただ、私がもし櫨マケしたら、私は櫨から離れようと思うでしょうか?

 

こんな梅雨時になると、なおさら櫨の葉っぱに触ってみたくなります。

 

櫨にとって、自分は必要なんだろうか?

 

それとも自分にとって、櫨は必要なんだろうか?

 

櫨から試されてるような気がして。

 

 

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